ブドウから作ったウオッカを飲んでみた。
ウオッカはジャガイモや麦から作るものとばかり思っていたけど、実はブドウのウオッカ(grape vodka)もあるんですねえ!
ミシガン南東部にあるミシガン湖畔ワイントレイル (Lake Michigan Shore Wine Trail) にあるワイナリーのひとつ、ラウンドバーンワイナリー (Round Barn Winery) で売っている、ブドウのウオッカ。
このワイナリーは、若者に人気があるらしい。
いかにもインデイアナ、イリノイあたりから来たホワイトカラーの若い米人、といった人たちで賑わっている。
このウオッカ、このワイナリーで飲んでみたのだが、とても美味しかったので、1本買って帰った。2ヶ月ほど手をつけないで置いていたのだが、知らない間に亭主が全部飲み干してしまったので、すごくガッカリと同時に怒り爆発。そしたら、たぶん私の怒りに震えたのだろうか、先日セントジョセフの母堂に会いに行った亭主は、このワイナリーに寄ってまたもう1本、同じウオッカを買って帰って来てくれた。
この地方(ミシガン南西部)はブドウの大産地だから、ブドウでウオッカを作ってみようと誰かが思い立つのも、無理はない。
あなたも、ぜひ一度!
私の住んでいるデトロイト近郊のお店に売ってるのか?私はまだ見たことがない。というか、ワイン売り場にはよく行くけど、ハードリカー (hard liquer: 蒸留酒:ウイスキー、ウオッカなど)のセクションには近づかないようにしているので(笑)、売っているのかもしれないけど私は知らない。
アメリカでのウイスキーに対する人々の態度が、日本とはちょっと違うみたい、と思うのは私だけ?
日本では、若い女性たちが、ウイスキーの水割りをパブで飲むのは、ごくありふれた光景だ(った)と思うが、こっちでは、そういうのを飲むと、ちょっとギョッとされるって(ほんとかな?)どうも、ウイスキーは「男の飲み物」っぽいらしい。
淑女は、家の外で飲むならワインにとどめといた方が、無難のようである。あ、カクテルならいいらしい。淑女はワインかカクテルを飲むことになっているらしい。ウイスキーやウオッカだって、カクテルで飲むんならいいんだ。変なのっ。
私は、ある時、近所のスーパーでウイスキーかなんだったかハードリカーの瓶を一本買ったら、レジのお兄さんに、実に呆れ果てたという顔で、舌打ちをされたことがある。その顔の表情は、「おばさん、しょーがないな、こんなの飲むなんて。アル中じゃないのか。」と、絶対に言っていたのである。全くもって余計なお世話であった。
ふつうのビンならまだいい。
貴方は、下の写真のような、湾曲した形のビン入りのハードリッカーを買ったことがあるだろうか? (私はない)
これは買わない方がよさそうである。
ergonomic design とでもいうべきか、臀部(でんぶ)の曲線にぴったりフィットするようにできていて、ズボンのお尻のポケットにスッと滑り込ませることができる。ポケットから取り出してグビグビ飲んでは、またポケットに戻し入れて、というシーンを映画か何かで見たことがないですか?
話がそれました。
グレープウオッカが欲しいなら、ミシガン湖に遊びに行く、またはシカゴへ行くことがあった時に、I-94を途中下車してRound Barn Wineryに立ち寄って買い求めるしかなさそうです。
ウオッカのいいところは、すっきりとして、悪酔いしないことだ。
でも、夏は、冷たいウオッカを、つい、飲み物代わりにグイグイと飲み過ぎてしまうかもしれないので、ご用心。one shot glassを使って、飲む量を制限しましょう(^^)
******************************************************
ラウンドバーンワイナリー(Round Barn Winery) のウエブサイト:
http://www.roundbarnwinery.com
以前、Tabor Hill winery restaurantについて書いたが、そのすぐ近くです。