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著者: つくし(筑紫)ギャル (Tukusigal) - もう長いこと米国に住む日本人おばさんの、それなり・自分なりのミシガン湖地方見聞記
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Category Archives: アップノース(Up North – ミシガン北部)
ペタスキーの癒しの石(Petoskey Stones)
A Happy New Year! (12月に、おやっと目を引いた記事があったので、それ関連で書きたかったのだが、ぐずぐずしているうちに、もう年が明け。。。) その記事とは、ペタスキーの石(Petoskey stones)のこと。 ペタスキーにあるヘミングウエイの展示館(Little Traverse Historical Museum)に行った時、館内にはペタスキーの石についての展示もあって、印象に残っていた。 (ヘミングウエイ展示館については、こちらのpostを読んでいただければ m–m) ミシガン湖から採れるこの石、実はなかなか有名なのである。 河原で拾えるような小石みたいで、手に握ったら癒されそう(セドナの石みたいに)。 それにしても、六角形の模様が整然としすぎている! 自然というのはすごいなあ、と感心していたら、 実は、Petoskey stoneは化石サンゴ(fossilized coral)なのだそうである。 (上の写真の)説明によれば、太古の昔、3億年以上も前、ミシガンも暖かかった。その時代に多くのサンゴが生息していたのだが(このミシガンに!)、後に氷河時代が到来、氷河の移動につれて化石は岩盤から摘み上げられ(plucked upと表現されているが、なんて訳したらいいですかね?イメージは「摘まれる」なのですが)、もまれて丸ーくなって行った。それが現在のPetoskey stoneだそうである。 1965年に、ミシガン州の州石(state stone)に指定される(州石なんてそんなものがあるんですね〜。州花(state flower)があるのは知ってたけど) Petoskeyに行くことがあれば、これらの石がPetoskey State Parkのビーチ(ミシガン湖のビーチ)で見つかるとのことです。 ヘミングウエイ展示館の売店でも売ってた記憶がある(買っておけばよかった。。) Petoskey stoneをはめこんだネックレスなどもインターネットで買えるようです。 だれかへのお土産、プレゼントにいいかも。 ***************** で、目を引いた記事というのは、次の、ペタスキー石についての記事。 ペタスキーから遠くない町に住む男性が、93 pounds(42 kg)の巨大なPetoskey stoneを見つけ、自宅に持ち帰って芝生の庭に飾りとして置いていたが、州の当局(the State … Continue reading
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ヘミングウェイが泊まったペリーホテルに泊まってみる – Stayed at Perry Hotel, Petoskey, MI
ヘミングウエイが青年時代に泊まったことがあるという、北ミシガンのペタスキー(Petoskey)にあるペリーホテル(Perry Hotel)に一度泊まってみたかったのだが、その夢かなう! 7〜8月の週末は、この辺のホテルの例にもれず満員だったが、9月初旬になんとか実現(これ、昨年の話です) 9月はもうバカンスシーズンではないから安くなるかと思ったが、なんのなんの、向こうも強気。1泊200ドル近くした。安めのランクの部屋にしたのに。 9月は、初老の夫婦の旅行客が多いらしい。子供たちが学校に戻って静けさを取り戻すのを見計らって、リタイアした人々が旅行に出かけるのだ、と、ホテルのスタッフのお話。 真っ白しろの、かわいいベッド 昔風のインテリアと薄型テレビが調和している? なぜかパイナップルがテーマに選んであった。 バスルームのタイルや、ドアのノブにかけるサイン、全てに。 古ーいエアコン調節器も残してあって。 泊まったのは2階。 ヘミングウエイは、この廊下を歩いたのかも。。。と、ちょっとドキドキ(笑)。 1916年、ヘミングウエイがどの部屋に泊まったのかは、残念ながら、はっきり分からないようだ。100年も前の毎晩の客の滞在部屋の記録など、さすがにそこまで残っていないか。 エレベータの近くには、ピアノとソファ。 義母の住む老人ホームも、こういう風に廊下にピアノが置いてある。今のアメリカの高齢者層が若い頃は、ピアノが日常生活にとても溶け込んでいたらしく、こういうのを見ると懐かしいのではないかと思う。 廊下の突き当たりからは、ミシガン湖が見える。 晴天の日は、青い青い湖の色。 朝食を取ったホテルのレストランの入口。 ヘミングウエイもここで食事したのかな? ドキドキ。 チェリーバター(cherry butter)が供される。サクランボをバターに混ぜたもので、美味しい。 この地域はチェリーの大産地だから、チェリーと名のつくものなら何でも食べる! 他の泊まり客を見ると、ほとんどがリタイアした老夫婦、という感じ。 ホテル内のどこを歩いても人を見かけないのだが、レストランに行くと、突如、人がたくさんいて、おっとビックリする。 中庭 中庭で、貸切で食事したりできるらしい。 ペタスキーの鉄道駅(だった)の建物が、ホテルの真向かいにある。 100年も前は、シカゴ方面からの避暑客がこの駅でたくさん降りて来ていた。 昼間でも暗めの廊下は、夜になるとさらに暗い。が、逆に壁紙が引き立つようでもある。 9月はまだ、日没が遅い。ホテルの部屋から駅をぼけーっと眺める。 このホテルの創業者のペリー氏(Dr. Norman Perry)の写真が、ホテル内に掛けてある。 彼はペタスキーの歯医者さんだったのだが、歯医者をやめてホテルを始めたのだそうだ。 ある日、ある女性患者が、歯を11本抜いてくれとやって来たので、その通りにしてあげたら、その患者、抜歯が終わって患者用イスから立ち上がり、数歩歩くや否やフラフラと倒れて、そのまま、その場で死んでしまった(あまりのストレスにか。しかし、なんで11本も一気に抜いてほしかったのだろう)。 … Continue reading
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シャルルボイか、シャルルボワか? - Charlevoix, Michigan
北ミシガンに、Charlevoixというリゾートがあるが、シャルルボイ、シャルルボワ、どっちの発音が正しいのでしょうかね? 米国人の義父は生前、シャルルボイと言っていた。 米国人の亭主も「シャルルボイだよ」と言い張る。 でも、この名前、いかにもフランス風だよなあ。シャルルボワ、ではないのかな。 とフランス語をかじったことのある、私のような人間は考える。 でも、アメリカ人は、元々がフランス語の名前だからって、フランス風に発音をしなきゃいけない、なんて思わない人たちだから。 Detroitってそうだ。「デトロワ」が本来の読み方じゃないの?と思ってしまうが(Detroitの町を最初に作ったのはフランス人だった)、「デトロイト」だものね。 義父は、職場のリトリート(retreat)でこの町のホテルに泊まって、釣りをして、とても楽しかったらしい。義父のお気に入りだった北ミシガンのリゾートの町。 シャルルボイのWeathervaneレストランでランチ。 川を見下ろすデッキの席に案内してもらう。 川がミシガン湖に流れ込む河口のすぐ傍。湖から吹いてくるそよ風が、心地よい。 北国の夏の、水辺でのランチは、大変おいしく感じます。 と、跳ね橋(draw bridge)が、ボートのために開く。 ぐんぐん高く開いてゆく。 ミシガン湖畔の、ミシガン湖に川が流れ込む河口がある町には、こういう跳ね橋が多い。 カンカンとアラームが鳴り出し、遮断機が下りる。車は全面ストップ。そして橋が跳ね上がり出す。線路の踏切のようだ。 5分位は、じっと待たないといけない。 ボートが次から次から通過するので、一日に一体何度、交通がストップするのやら。のどかな、ミシガンのビーチタウンの光景である。 ここシャルルボイから、ビーバー島(Beaver Island)というミシガン湖に浮かぶ島の中では一番大きい島までフェリーが出ているが、そのフェリーはこの川を通って湖へと出航するらしい。遠方に発着所がありそう。 ランチした「Weathervane」レストランの入口。 このレストランは、シャルルボイ出身の建築家アール・ヤング(Earl Young)氏が設計したもの、ということを知らずに、ここに立ち寄った(笑)。だって、川を見下ろすテラスで食事してる人たちが、道路走ってると目に入って来て、「おっ、あそこ、よさそうじゃん」 一番目立つ立地条件にあるから。 そして、本当によかった。美味しいです、ここは。 アール・ヤング氏は、マッシュルームのような屋根、石造りの壁の家やホテル、レストランを設計・建造したことで(ミシガンでは)名が知れているが、建築家として登録はしてなかったそうで、全米での知名度はいかほどに? このレストランの入口も、彼の作品の特徴がありありと見えているのだが、そんなことも全く知らず、その時はお腹ペコペコで、頭にあるは食べ物のことばかり。お粗末でした。 ヘミングウエイが泊まったことがあるので有名なペタスキー(Petoskey)のペリーホテル(Perry Hotel)と同じく、(Stafford’s)というグループの経営傘下にあるらしい。 同じくアールヤング氏設計の、Weathervane Terrace Inn and Suitesというホテルがレストランのすぐ傍にあり、みんな同一経営グループなんだろうね。 グリム童話に出てくるようなとんがり屋根。そして1950〜60年代を思わせるスタイル。 「アールヤング設計の」というPRに力を入れているようだが、実際に泊まった人たちの採点は、トリップアドバイザー等みると結構辛口。建物が古いとか、うわさほどすばらしくない、云々。それでも、夏はいつも満員御礼の人気モテル。 他にもいくつかホテルが集まっているので、こちらの方に泊まってみようか、と思っても、夏の週末は、空室はまずない。9月だって、ない。 試しに来年の夏の週末で検索してみたら、もうすでに予約満杯! いったい何年前から予約をしとけばいいんだろう? ****************** … Continue reading
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アメリカン・スプーンのレストラン American Spoon @Petosky, MI
アメリカンスプーン(American Spoon)のジャム(jam)、プリザーブ(preserve)が、最近、近所のスーパーで気軽に買えるようになった(お値段は高め)が、アメリカのジャムとしては、しつこい甘さがなくて上出来の部類だと私は思っているのだが、貴方はどう思いますか? もっとも、日本にいる父にお土産にあげたら、「ふん、まあまあかな」などと言われ、ムッとしたけど。 持って帰るには重いし、もう、ジャムを日本へのお土産にするのは、やめた。 さて、アメリカンスプーンの本社は北ミシガンのペタスキー(Petoskey)にある。そのレストラン(American Spoon Cafe)が、ペタスキー(Petoskey)のダウンタウンのメインストリートにある。 Petoskeyは、スキー場Boyne Mountainsに近いし、ヘミングウエイゆかりの地でもあり、とてもきれいな所です。 American Spoonは家族経営の会社のようで、このカフェの場所からスタートしたらしい。北ミシガンのこの辺で採れたローカルの果物を、ここの地下室で鍋で煮てジャムを作ったら(この地域は、果物の大産地なのですぞ)、評判になってNYタイムズに取り上げられて、それからは発展の一途とか。 ここのジェラトー(Gelato)、美味しかった。 ジェラトーは昔から、NYのLittle Italy等に行けば食べれたのだが、最近とみに注目を浴び人気沸騰ですね。私もアイスクリームよりジェラトー派。 夏なので、学生さんのアルバイト達が働いていた。 ランチもあるが、かなり高いので、私たちはランチは注文せずジェラトー(gelato)とアイステイーだけにした。 mmmmmm お カフェの左隣の小さな店舗でジャムを売っている。 アメリカンスプーンのお店はTraverse CityやSaugatuckなど他の町にもあるが、一度、そういうところで買うと、カタログが、しつこいくらい家に送られてくる。pancake mixやBBQソース、salsa dipなども売ってて、なかなかおいしそう。 夏になると、また行ってみたいなと思い出すような、素敵なカフェである。 http://www.spoon.com/cafe ヘミングウエイゆかりの地、ペタスキー(Hemingway’s Footprint@Petoskey – City Park) ヘミングウエイ@展示館ペタスキー (Heminguway Memorabilia@Petoskey) ヘミングウエイが泊まったホテル(Hemingway & Perry Hotel @Petoskey)
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ヘミングウエイ展示館 @ペタスキー – Hemingway Memorabilia on Display @Petosky, MI
ヘミングウエイのゆかりの地である北ミシガンのペタスキーには、ヘミングウエイの写真などを多数展示した歴史館がある。 There is the small, cute historical museum named Little Traverse Historical Museum in Petoskey, Michigan, with a lot of Hemingway’s photos and memorabilia on display. 「Little Traverse Historical Museum」という名前の、「Little」そのものの可愛らしい歴史館で、ペタスキーの歴史と一緒に、ヘミングウエイの遺物も見て楽しめる。歴史館の半分をヘミングウエイが占めていると言っても過言ではない? 古い映画ポスターに目が留まる。 ポール・ニューマン (Paul Newman)だ!! ヘミングウエイの自伝的映画「Adventures of a Young Man」が1962年に作られ、ポール・ニューマンもその映画に出ていたのだ。これは、いくらトシの私でも物心つく前の話(笑)。知らなかった。 ヘミングウエイが自殺したのが1961年だから、その翌年に作られた映画だ。映画の公開当時、アメリカの世の中は、彼の自殺でさぞや、騒然としていたに違いない。 … Continue reading
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トラバースシテイはコスモポリタン Traverse City is Cosmopolitan
これまで、今住んでる所よりもっと北に行くなんていやだ、だから北ミシガンは絶対行かない、と思ってたのだが、7月〜9月に行けば、本当に美しいし、とりわけ、トラバースシテイ(Traverse City)はコスモポリタンなので、自分には居心地がよくて好き、ということに、最近気がついた。 ダウンタウン 夏はそよ風が吹いて、さらっとしてて、とても快適。 . ダウンタウンのカフェ。 アラブ系の若いママが、ヘッドスカーフと長いドレスを着て、ベビーカー(baby carriage)を傍に置いて朝食をとっていた。こんなことは、他の北部の町ではちょっと考えられない。 その隣には、いかにも都会のホワイトカラー風のかっこいい、スラッとしたパパ、ママ、そして2人の小さな子供の4人家族。 遅い朝食に、クレープを頼んでみた。 だいたいアメリカ(この辺だけの話かもしれないけど)で出てくるクレープというのは、すごく分厚くて、まるでパンケーキのようで、そしてゴワゴワしているので美味しくない(と思う)のだが、ここのクレープは良かった! お店の名前が「Eurostop」というだけあって、ヨーロッパ的。オーナー、ヨーロッパで修行でもしてきたかな? ミシガンシエター(Michigan Theater) がここにも。 ミシガンシエター(Michigan Theater)は、アナーバー(Ann Arbor)、サウスヘイブン(South Haven)、トラバースシテイ(Traverse City)の3カ所にあるのですね。 ミシガン州出身の社会派映画監督マイケル・ムーア(Michael Moore)氏は、ここトラバースシテイに別荘を持っているそうです。夏の映画祭には、彼もひょっこりこの映画館に現れたりするのでしょうか。 うちの改築(remodeling)を昔やってくれたhome improvement業者のオジさんも、この町に別荘を建てました。ローカルのアメリカ人は、ちょっとお金があると、こういう所に別荘を買う、または自分で建てるのが本当に好きですね。 今回泊まったのは、ダウンタウンのど真ん中にあるこのホテル(Park Place Hotel) ちょっと高めだけど、ダウンタウンにブラブラ歩いて行けるというのが魅力で、一度泊まってみたかった。 以前は、ビーチのすぐそばにたくさん建っている、もっともっと安いモテルに泊まっていました。 北の水は、夏には深い群青色になる。 南の方に行くと、こんなに深い青色は見られない。 この写真に写っている女性が散歩させているのは犬ではなく、なんとブタです! クロブタ(a black pig)。すごく可愛かったのですよ。どこぞでもらって来たのだそうです。 首輪つけてleashつけて右往左往ウロチョロする様は、犬と同じでした。 湖の湾に停泊しているのは、沿岸警備隊か何かの訓練用の船のようです。 北ミシガン全体が、従来のイメージ型の米国人ばかりなので(この意味、お分かりですね)、私はちょっと落ち着かないのだが、同じ北ミシガンでもトラバースシテイは違って、なんかcomfortableな気分になれるのは、いろんな人種の観光客がいるからだろう、と私は(いつもの独断と偏見で)思っている。 ************************ … Continue reading
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ヘミングウエイの短編小説の舞台、北ミシガン Northern Michigan in Hemingway’s Short Stories
やれ、今年も、あっという間に12月になってしまった。。。 クリスマスのプレゼントを何にしようかと悩む、頭痛の季節の到来。 と、本屋(Barns & Noble) で、ヘミングウエイの短編小説の本を見つけた! ヘミングウエイの両親が北ミシガン(Petoskey)にサマーハウスを持っていたこと、ヘミングウエイは子供時代、両親、兄弟とともに毎夏を北ミシガンで過ごしていたことを、以前書いたが、彼は、その北ミシガンを舞台に、いくつもの短編を書いている。 ニック・アダムス(Nick Adams)という名の若い男が主人公の短編だが、ニック・アダムスとはヘミングウエイ彼自身のことである。 この本を、亭主にクリスマスにあげることに決定(ああ、よかった。あとは、服でも1〜2着あげれば満足してくれそう。これで亭主の分は完了。いっちょあがりっ) ヘミングウエイが北ミシガンを舞台に短編を書いていたことは、あまり知られていないようだが、でも、本屋さんに行けば、ちゃーんと置いてある。 読んでみると、いかにも北ミシガンの、夏でも(夜になると)冷涼な、シンとした空気がよく伝わってくる。 「伝わってくる」と感じるのも、自分がミシガンの冷涼な夏を経験したからこそ、よけいに伝わってくる、と思うのです。 貴方、実際にミシガンに住んだことがあるなら、住んでいるなら、ミシガンを訪れたことがあるなら、きっと面白いだろうと思います。おすすめ。 小説というものは、やはり、その地に行ったことがあると、感覚として、理解度がかなり違うのだろう、と思うのだが、北ミシガンの自然の描写が、とても納得できるのである。「ああ、ミシガンだなあ、これ」と。 日本語訳の本も、持ってます。 Amazon Japanから購入したもの。 これは目次のページ。 「北ミシガンで(Up in Michigan)」というのがありますね。 これは、Petoskeyの地を舞台に、若い女性が、好意を持っている近所の鍛冶屋の男性からレイプされてしまうストリーだが、北ミシガンの冷涼な空気がよく滲み出ているなあ、と感じてしまう一品。なかなかに衝撃的で印象深い物語。誰でも書けるものではないっすね、やっぱ。 「二つの心臓の大きな川」というのは、主人公が川でマス釣りをするストーリーだが、その自然描写、マス釣りの描写が素晴らしいと思う。北ミシガン(Petoskey辺り)が舞台らしいが、あの辺の美しいが水が氷のように冷たい川を、まざまざと想像できる。原文は、「Big Two Hearted-River)。「二つの心臓の」という訳は、どうもいただけない。「Two Hearted-River」という名前の川が実際にあったそうで(今もその川がその名前なのかは知らない)、名前が詩的だからとタイトルに選ばれたそうなのだが、この訳、何とかならないものかね? かといって、「トウー・ハーテイッド・リバー」とカタカナにすると目がチカチカしそうだし。外国の小説を訳すというのは、本当に難しいものだ。 外国の小説を日本語訳で読むことの限界を、この短編集でも、ところどころ感じてしまうのは、私だけ? ヘミングウエイは乾いた力強い文で知られているが、これらの短編に、すでにそれは伺い知られる(と批評家は書いているが、しろうとの私でもそう感じる)。それは、日本語訳でも十分感じ取れると思う。 これらの短編は、「陽はまた昇る」の有名作品を世に出す前、1920年代のパリでの無名時代に 書かれたものだそうだ。 ヘミングウエイがキーウエストに住んでいたことは超有名だが、若い時に北ミシガンで夏を過ごしていたことはほんと、あまり知られてないね! 彼は北ミシガンが相当好きで、後年、北ミシガンの晴れた日の抜けるように青い空を懐かしがっていたそうである。 「Summer People」という短編には、「シャルルボア(Charlevoix)」の地名も出てくる。Petoskeyで夏一緒に遊んだ若い男女達がモデルとなっているそうだ(この短編は、日本語訳の本には入っていない)。 ミシガンに住むことになった貴方、ミシガンを訪れる機会に恵まれた貴方、ぜひ、ヘミングウエイの短編を読んでみて。1910〜20年代の北ミシガンと今の北ミシガンって、ほとんど変わっていないんじゃないかと思えてさえ来ます。 ヘミングウエイ行き着けの駄菓子屋さん(Horton General Store@Petoskey, … Continue reading
ヘミングウェイ行きつけの駄菓子屋さん Horton Bay General Store@Petosky, Michigan
ヘミングウェイは生まれてから成人するまで、毎年、両親・家族とともに北ミシガンのサマーハウスで夏を過ごしたが、その滞在中に足しげく通った駄菓子屋さん(General Store)が、今も当時の姿のままで、しっかりと存在している。 ヘミングウェイの子供時代は1900〜1910年代。でも、このお店ができたのは1876年らしい。 お店のオーナーは、当時から何度も代わっているそうだ。現在のオーナー夫婦が、お店の切り盛りをしている。長髪のヒッピーのような初老のおじさんとおばさん(おじさん、後方に小さく写ってます)。 雑貨屋「General Store」というだけあって、いろんなものを雑然と売っている。コーヒー、ケーキ、クッキー、云々。 他のお店と違うのは、よくよく見るとヘミングウェイの写真や彼についての古い新聞記事が壁に飾ってあったり、絵はがきやマグカップも置いてあるところ。 夏のバカンス地のゆったりした空気によくマッチ。 何も知らない人が、ただの古いお店と思って「冷たい飲み物でも買おうか」と思って立ち寄ったら、このサインを見て仰天することだろう。 とにかく地味(low key)。 この辺一帯に、観光地らしい宣伝の看板は、全くない。 派手な観光地にしたくないようである。むしろ、人々は普通の夏のバケーション地としてこの辺に滞在したいらしい。実際、バケーション用貸コンドや貸家の広告がインターネットに載っている。この私だって、この地にコンドか家を1週間ほど借りて、夏を楽しむ事ができるわけだ。 お店の奥でランチや朝食を食べることができるらしい。夏の週末は予約客でいっぱいとか。ったって、すごく小さなスペースだから、大した人数にはならない。 中庭(patio) 当時の写真。車がやっと登場し始めた頃。 1980年代発行の地方新聞記事も壁に飾ってある。この地がヘミングウェイにゆかりがあることを紹介した記事。 最初の結婚の時の写真も飾ってあった。 彼は4度結婚したが、その最初の結婚は、式をここで挙げて、ハネムーンはここWalloon Lakeのサマーハウスで寝泊まりしている。それも、床にマットレスを敷いて寝たという(!)。このようなハネムーンは、今の時代なら、絶対に新婦からブーイング(booing)されそうである(笑) 雑貨屋の左隣。 ここに昔教会があって、ここでヘミングウェイは結婚式を挙げたのだと、雑貨屋のおじさんが教えてくれた。 その教会は、今から数十年前に、火事で焼失しまったとか。 右隣は本屋さんのよう。バカンスで退屈して読むものがほしくなったら、ここで買いましょう、ということか。 コーヒーを買う。といっても、「Humane Societyへの寄付」の形でお金をビンに入れる。 この雑貨屋の店主のおじさん、まるっきり愛想がない。にこりともせず、声もかけず(お客は他にいなかったのに)。売る気あるんかー。私がアジア人だから?とも思ったが(私はすぐそう勘ぐってしまう、ちょっと悪い癖)、アメリカ人の亭主にも同じように無愛想だったので、きっと、誰に対してもそうなのだろう。 しかし、おしゃべりの亭主がいつの間にか、おじさんをおしゃべりに引き込む。おじさん、「観光ツアーバスは時々ここに来るんだけど、お客さんたちはお店の中を見て回るだけで何も買ってくれない」とぼやき始める。 そうか、観光ツアーにこのお店が含まれているんだ。やはり、米国人には、一応知られているのね、この辺りがヘミングウェイの子供時代の夏のバカンス地だったこと。亭主も実は以前から知っていた「ああ、けっこう知られているよ」。じゃ、なんで、もっと昔に言ってくれなかったんだっ。知らぬは無知なガイジンの我が身ばかりなり。。。 亭主はアメリカ人でその上おしゃべりなので、いろんなアメリカ人が亭主と打ち解けておしゃべりを始める。おかげで私は亭主を通じて、日本人だけなら得られないかもしれない情報を得ることがある。その情報を、こうしてブログで流しております(笑)。 店主のぼやきを聞いて、なんだか可哀想になって、マグカップ(mug)をひとつ買ってあげた(上の写真)。10ドルを優に超えるoverpriced mugなのに(私って優しいなあ)、このおじさん、嬉しそうな顔ひとつせず、「はあ、どうもありがとうございます」だけ。売れたのが信じられないかのように、ぼんやり無表情であった。この店主、商売に向いてない! だから、観光ツアーバスがここに止まっても人は何も買わないで去ってしまうんだー! なぜ、このおじさんとおかみさん、このお店を買い取ることにしたのか、よく分からないのだが。でも、やっぱり、ちょっと面白いお店でした。 雑貨屋さんのすぐ傍にある、湖のビーチ。 これがWalloon Lakeかと思ったけど、違った。Walloon Lakeはもうひとつ隣にあるらしい。行ってみようとしたが、ナビを使ったにもかかわらず’迷ってしまい、諦める。この辺一帯の地理は分かりづらい。「ヘミングウェイが夏のバカンスを楽しんだ湖はこちらの方向」なんてサインがどこにも全くないのも、助けにならない。 サマーハウスも同じ。一般公開になっていなくて、道路に「ここがヘミングウェイのサマーハウス」なんてサインが立っているのでもなく、観光ガイドブックにも所在地さえ記されていない。ヘミングウェイの甥夫婦がその家に住んでいる、と読んだことがあるが、今もそうなのかは、よく知りません。 当時の蒸気船の写真もお店の壁に。こういうのにイリノイ側から乗って、ミシガン側に着いたら汽車に乗り継いで毎年来ていたのですね。車が発達するちょっと前の時代のこと。たったイリノイからミシガンへの旅路も、なかなか大変だったようです。 ******************************************************************** … Continue reading
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ヘミングウエーが泊まったホテル Hemingway & Perry Hotel @Petoskey
北ミシガンに、(ミシガン州人に)人気のスキー場、Boyne MountainとBoyne Highlandsがあるが、そのもう少し北に、ペタウスキー(Petoskey)という町がある。 このペタウスキー(Petoskey)はリゾートタウンで、夏は避暑客で賑わう。 避暑って。。。!! 私のような暑い暑い夏の日本から来た人間からみれば、ミシガンのような涼しい地に住んでいて避暑も何もないだろう、と思うのだが、もっと北のカナダ人でさえも「避暑」に夏は北上するらしい。「Go Up North」という表現はミシガン人がよく使うが、なんと、カナダ人も使うらしい!!! 私には到底理解できないことなのだ。 さて、このペタウスキーは、かの大文豪のヘミングウェイが、子供時代、毎年夏、家族とともにバカンスに来ていた所なのである。 より正確に言うと、ヘミングウェイの両親はペタウスキーのすぐ近くにあるワルーン湖(Waloon Lake) という湖のほとりにsummer houseを持っていて、ヘミングウェイは家族と一緒に毎夏、シカゴ郊外から(ヘミングウェイはOak Parkというシカゴ郊外で生まれ育った)汽車に乗って、蒸気船でミシガン湖を渡って、また汽車に乗ってはるばるやって来ていた。そしてそこに夏中滞在していたそうだ。 そして、ヘミングウェイが青年の時に泊まったことのあるホテルが、Petoskeyのダウンタウンにある(上の写真)。 ペリーホテル(Perry Hotel)という、1899年築の美しいホテル。 1916年(つまり17才の時)、友人とはるばるイリノイから徒歩でキャンプしながらここまで来て、このホテルに泊まった後、Walloon Lakeのサマーハウスに向かった、ということだ。 ホテルの玄関口にあるサイン。 イリノイから徒歩で!! 健脚だなあ ヘミングウェイは、魚釣りやら狩りやらキャンプやらをこの辺で散々楽しんだということで、かなりのアウトドア派だったのですね。(今の米国人にも、そういうこと大好きな人たちがたくさんいるなー) さて、宿泊客ではないのだけど、図々しいかなとは思いつつ、ホテルの中に入って、うろついてみた。 ヘミングウェイは、このホテルで一泊75セント払ったそうである。えーと、1916年当時75セントって、安かったのか高かったのか、全然分からない。。。。(笑) カフェテリア 昔の建物らしく、玄関に憩いのポーチ(Patio)があるのがいい。でも、夏でも夕方は私にはたぶん涼しすぎる。。。 ダウンタウンの東端にあるのだが、ダウンタウンの通りからすぐ見えてくる。 通りからちょっと見では、ふつうの(ちょっと安っぽい)ホテルかと思ったら、何の何の、中身は豪華だったので、びっくりした。そして、安くないです、ここ。 建物の作りが堅固で、しっかりしている。今のペラペラの作りのホテルとは大違い。 ホテルの北側には展望台があって、 ミシガン湖が一望できる。より正確には、Little Traverse Bayですかね。湖で「湾(bay)」というのも、すごいな。。。 … Continue reading
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