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著者: つくし(筑紫)ギャル (Tukusigal) - もう長いこと米国に住む日本人おばさんの、それなり・自分なりのミシガン湖地方見聞記
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Tag Archives: 中西部
「シカゴ・デトロイト便利帳」に寄稿いたしました – My Writing Published in Chicago/Detroit Guide
今年の「シカゴ・デトロイト便利帳」(Y’s Publishing社発行)に、執筆させていただきました! 拙ブログに何度も書いた、ヘミングウエイゆかりの北ミシガンについてです (p.243)。 編集者の方には、お声をかけていただき、本当にありがとうございました! 筆が遅いもので、さぞやハラハラとされたのではとお察しします。 いやー、このシカゴ・デトロイト便利帳は、本当にすごいです。ものすごい情報の集積。rapper エミネム(Eminem) の映画「8 Mile」の中でrap battleのシーンがありますが、そのロケに使われた倉庫の場所まで載っているのには、ほんと、びっくり感心。 最近ますます、まとまった時間が取れにくくなって、ブログ投稿の頻度が減っておりますが、でも、もう5年続けたので、これからも、チビチビながらも細くながーく継続して行ければな、と思ってます(^^)v なお、この便利帳はウエブサイトがあって、そこからアプリにダウンロードできるようです(有料)。全米の各地域版が作ってあって、圧巻! サイト:http://www.us-benricho.com
ミルウオーキー 散策 - Milwaukee, Wisconsin
ミルウオーキーのダウンタウンを歩くと、ドイツを観光しているような錯覚に陥る(と言い切りたいけど、ドイツへは昔行ったきりなので記憶がちょっとあやふやです)。 シカゴは建築で有名だが、シカゴの北隣州にあるミルウオーキーの建築もすごい。 シカゴよりもっと小さくて、もっと静か。 ミニ・シカゴのようだ、と歩きながら何度も思った。 ミニシカゴのようであるが、でも、シカゴよりもっとドイツ的な気がした。 ああ〜〜〜(悲鳴)、ミルウオーキーもまた、ドイツ的なり でも、建築的に、ほんとにドイツ的なんでしょうかね? これらのビルは。もしや貴方、建築に詳しければ、これは何様式でドイツ的、これはドイツの様式ではない、など、コメントにてお教えいただければ嬉しいです。 ウイスコンシン州はミシガン湖の西岸。ミシガン湖の東岸にあるミシガン州もドイツ的、と私はかねがね感じているのだが、どうして、五大湖地方は、こうもあちこち、どこに行ってもドイツっぽいんだろう。ドイツ、ドイツ、そしてまたドイツ。正直言って、ちょっと閉口している自分なのである。 このあたりがなぜドイツっぽいのか、その理由は、やはり、ドイツ移民が多い地域だからなんだろうか。19世紀に多くのドイツ移民がアメリカに流入したそうだが、その多くが中西部に定住したそうなのである。 中でもミルウオーキーはドイツ人の移民が非常に多く、1900年頃には人口の3分の1がドイツからの移民またはその子孫だったそうだ。 人口の3分の1もがドイツ系だと、街は当然、ドイツ的になるだろう。「アメリカで一番ドイツらしい街(the most German of American cities)」という評判を得ていたそうである。 ホテルのようです。シカゴにもこういうのがたくさんある。 一瞬、デパートかと思ったが(今どき、こんな街角のデパートがあるかっ)、これはシエター。今の時代、まだ営業しているだけでも、すごいというもの。 いやはや、重厚で欧州大陸的(と自分は感じた)。私が訪れたのは夏だから、ため息が出るほど素晴らしかったものの、雪に埋もれた厳しいに違いない冬はさぞ気分が落ち込むかも。。。 自分が写真のセミプロでないことが悔しくなった。もっと上手な写真を撮れるようになりたい。。と思わせられた街。 ダウンタウン。とてもきれいです。 先ほどのホテルの入口。 中に入ってみる。案の定、豪奢なホテルのロビー。 ピアノ演奏付きのバー兼カフェがあったので、そこで一息。 いい感じでした。 ウオーターフロントもきれいに整備してある。 細かいところの装飾にも感嘆。 ヨーロッパで修行した職人さんにここで作ってもらったのか、または、ヨーロッパで作ってもらったのを持って来たのか。 シカゴでよく見られる、屋上から地上まで続くビルの窓の … Continue reading
Posted in ウイスコンシン(Wisconsin)
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ミルウオーキーはT.ルーズベルト大統領の暗殺未遂地 Theodore Roosevelt – Attempted Assassination @Milwaukee
2014年最後の投稿でーす。今年も、本ブログを訪問していただいた方々、どうもありがとうございましたm–m この9月に、 ケン・バーンズ(Ken Burns)のドキュメンタリー映画「 The Roosevelts」が’PBSで放送されたが、セオドア(またはテオドール)・ルーズベルト大統領、フランクリン・ルーズベルト大統領、そしてエレノール大統領夫人(フランクリン大統領夫人)のドキュメンタリーで、いつもながら、ケン・バーンズの作品は実によくできていると思う!(ミシガン出身の映画監督がまたひとりで書きましたが、ケン・バーンズは、ミシガン州アナーバーの出身です)。 第26代大統領のセオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)と第32代大統領のフランクリンルーズベルト(Franklin Roosevelt)は、いとこどうしでした。いとこといっても、5th cousin。5th cousinは、かなーり遠い親戚になるようです。(「nth cousin」の数え方が説明されているサイトがいろいろあるので、興味あったら調べてみては) Theodoreの発音は難しい。「テオドール」よりも、「セオドア」の方が、たぶん米国人に通じそう。 セオドア大統領は、フランクリン大統領よりもエレノール夫人の方により近い親戚関係だったそうで。ええっ! てことは、この3人、みな親戚同士なのか。フランクリン大統領の両親も6th cousinどうしだったそうだし、昔は一族内での結婚がよくあったのだなあ。一族といったって6th cousinくらい遠くなると、ほとんど他人と同じようなもので結婚しても大丈夫なのかも。(あなたも、ひょっとしたら、あなたの配偶者、実は10th cousinくらいだったりして?!) セオドア大統領は共和党、フランクリン大統領は民主党だったが、どちらも、今の米国を大きく形作った人物。 で、今回は、セオドア・ルーズベルト氏がウイスコンシン州ミルウオーキーで、暗殺未遂に会っていたことについて。 セオドア・ルーズベルトの暗殺未遂があったということさえも、私は知らなかったのだが — いつもながらの無知で、ミシガン湖をフェリーで横断してミルウオーキーに遊びに行った時(フェリーでミシガン湖横断、いざミルウオーキーへ(Crossing Lake Michigan))、ミルウオーキーで泊まったホテルがたまたま、その暗殺未遂の場所だったので、初めて知ったのであった。 泊まったホテルはHyatt Regency Milwaukee。ケチな私は「そんな高いとこ」と渋ったのだが、私よりもぜいたく好きな亭主に押し切られてそのホテルにしたのだった。おかげで、セオドア・ルーズベルト暗殺未遂のことを学ぶことができて、こうしてこのブログを書いている(笑)。 上の写真と説明板は、ホテル1階の廊下の、出口付近に、何気なく飾ってあったもの。 ふーん、何これと見てみて、びっくり仰天! … Continue reading
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ヘミングウエーが泊まったホテル Hemingway & Perry Hotel @Petoskey
北ミシガンに、(ミシガン州人に)人気のスキー場、Boyne MountainとBoyne Highlandsがあるが、そのもう少し北に、ペタウスキー(Petoskey)という町がある。 このペタウスキー(Petoskey)はリゾートタウンで、夏は避暑客で賑わう。 避暑って。。。!! 私のような暑い暑い夏の日本から来た人間からみれば、ミシガンのような涼しい地に住んでいて避暑も何もないだろう、と思うのだが、もっと北のカナダ人でさえも「避暑」に夏は北上するらしい。「Go Up North」という表現はミシガン人がよく使うが、なんと、カナダ人も使うらしい!!! 私には到底理解できないことなのだ。 さて、このペタウスキーは、かの大文豪のヘミングウェイが、子供時代、毎年夏、家族とともにバカンスに来ていた所なのである。 より正確に言うと、ヘミングウェイの両親はペタウスキーのすぐ近くにあるワルーン湖(Waloon Lake) という湖のほとりにsummer houseを持っていて、ヘミングウェイは家族と一緒に毎夏、シカゴ郊外から(ヘミングウェイはOak Parkというシカゴ郊外で生まれ育った)汽車に乗って、蒸気船でミシガン湖を渡って、また汽車に乗ってはるばるやって来ていた。そしてそこに夏中滞在していたそうだ。 そして、ヘミングウェイが青年の時に泊まったことのあるホテルが、Petoskeyのダウンタウンにある(上の写真)。 ペリーホテル(Perry Hotel)という、1899年築の美しいホテル。 1916年(つまり17才の時)、友人とはるばるイリノイから徒歩でキャンプしながらここまで来て、このホテルに泊まった後、Walloon Lakeのサマーハウスに向かった、ということだ。 ホテルの玄関口にあるサイン。 イリノイから徒歩で!! 健脚だなあ ヘミングウェイは、魚釣りやら狩りやらキャンプやらをこの辺で散々楽しんだということで、かなりのアウトドア派だったのですね。(今の米国人にも、そういうこと大好きな人たちがたくさんいるなー) さて、宿泊客ではないのだけど、図々しいかなとは思いつつ、ホテルの中に入って、うろついてみた。 ヘミングウェイは、このホテルで一泊75セント払ったそうである。えーと、1916年当時75セントって、安かったのか高かったのか、全然分からない。。。。(笑) カフェテリア 昔の建物らしく、玄関に憩いのポーチ(Patio)があるのがいい。でも、夏でも夕方は私にはたぶん涼しすぎる。。。 ダウンタウンの東端にあるのだが、ダウンタウンの通りからすぐ見えてくる。 通りからちょっと見では、ふつうの(ちょっと安っぽい)ホテルかと思ったら、何の何の、中身は豪華だったので、びっくりした。そして、安くないです、ここ。 建物の作りが堅固で、しっかりしている。今のペラペラの作りのホテルとは大違い。 ホテルの北側には展望台があって、 ミシガン湖が一望できる。より正確には、Little Traverse Bayですかね。湖で「湾(bay)」というのも、すごいな。。。 … Continue reading
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ソーガタック 春うらら – Saugatuck in Spring
もう6月の初夏なので、ちょっと時期外れかも、とは思うけど、先月5月はまだ春だった。それどころか、冬のような日もあった(笑)。大陸性気候のミシガンの春は全く一瞬だ。春といえるような日は、数えるほどしかない。そしてあっと言う間に冬から夏へひとっ飛び。だから、いかにも春らしい週末があったら、チャンスを逃さず、おでかけすることです! This is a little late to post about a spring weekend getaway, but oh well, it was early spring just a month ago. Some days it was still wintery. Now that it’s almost early summer – gee, here it … Continue reading
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ミシガンのミニオランダ、ホランド - Pioneers Show @Windmill Island Gardens, Holland
ミシガン湖のほとりにある観光地ホランド(Holland) にある、Windmill Island Gardens 今年のチューリップ祭(Tulip Time Festival 2014)は、5月3日〜5月10日。 このお祭りが来ると、ああ、やっと春が来た、と思う。 ほんとにミシガンは春が遅い。ミシガンだけじゃない。アメリカ北東部は甲乙はあれ、だいたい似たり寄ったりの気候だろう。今年は特に遅い。これを書いている今、4月下旬、今年はまだ桜も咲いていない(涙)。。。北海道に住んでいるのだとでも思えば、気が楽になる? ホランドは、まるでオランダに来ているよう。。。とまでは言えないが、でも楽しい近場の観光地である。 特に、この風車(De Zwaan) は、オランダから買った本物。ミシガンの片田舎でオランダの本物を見れるのは、いい! 250年前にオランダ(本物のオランダです)で建てられたこの風車。1964年にミシガンのホランドが購入して船で運んできたもの。オランダが風車を外国に売却することを禁じた後、その例外として売却を許してくれた、そして、オランダから外国の手に渡った最後の風車。 これらは、去年(2013年)チューリップ祭に行ったときの写真なのだが、インド人の観光客でごった返していて、おったまげた! その数の多さからして、団体バスツアーか何かだったのかも。 その次に多かったのが中国人。 ああ、こんなにたくさんアメリカにいるのだよね、彼らは。カリフォルニアはインド系、中国系移民の人口がすごいが、今や中西部にもその波は押し寄せて来ているのだ、これがまさに今のアメリカなのだ、と実感させられた次第。まさかホランドで実感させられるとは思わなかったけど。 桜が咲き、チューリップが咲き、春爛漫。 今年は、5月3日までに桜、咲いてくれるのかなあ。。。今年の春はほんとに遅い! 風車を背景に、「Historic Dutch Trade Fair」なるイベントが開かれていた。 今年(2014)もあるそうで、今年は 5月3-4日とのことです。 北米は17世紀頃から毛皮取引をめぐって、イギリス、フランス、オランダなど欧州列強が入り乱れ、北米インディアンも交えて、儲かる毛皮取引の覇権をめぐって戦争が色々起きたらしいが、ミシガンもその争いの地のひとつだったのですね。ということは、1700年代、ミシガンでも開拓者たちがテント生活をしていた、ということだ。 開拓者たちも、このようなテントに住んでいた。ひえー。 当時のカヌーの再現 パン作りの実演。 おいしそう。 でも、ovenやbread maker、その他のelectric appliances一切なしで料理をするというのは、一体どれだけ大変だったことだろう(私の祖母はお洗濯を全て手で、洗濯板を使って、しかも子供を背中におんぶしてやっていたぞよ。腰が曲がるのも無理はない) 鍛冶屋の実演。 … Continue reading
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川までもが緑に染まる!聖パトリック祭 (St. Patrick’s Day)
St. Patrick’s Day 聖パトリック祭の頃には、シカゴ市内を流れるシカゴ川(Chicago River) を緑に染める年中行事があること、知ってますか? これ、有名。 1962年から続くシカゴの伝統。 ちょうどこの時期にシカゴに行く予定があるなら、必見です。 今年はあまりに冬が厳しかったので、聖パトリック祭までに川の氷が解けて緑色に染められるか心配だったそうだが、タイムリーに暖かくなり(暖かいったって、華氏30~40度なのだが、1〜2月の気温はそんなものじゃなかったので、暖かく感じる笑)、無事に緑色に染めることができたそうだ。 ボートから染料をドボドボ川にながすのだが、一体どれだけの染料を使うのだろうか。コストがバカにならないそうだが、でもこういうのって、やり続ける価値がありそうである。 周囲のホテルは予約満員御礼だそうだ。緑の川を見ながら緑のビールを飲んで、パレードを眺める聖パトリック祭は、やっと冬が終わって人々の気分が舞い上がり始める時期と重なるためでもあるのだろう、大人気らしい。 シカゴは、アイリッシュ系米国人の人口が多い街のひとつ。 アイリッシュで有名なのはボストンだが、全米でアイルランド系が多い街は、ウイキペデイア(Wikipedia)によれば: Boston 15.80% Philadelphia 14.60% Chicago 12.68% 等等。 なんと、今でも全米人口の11.9%が、アイリッシュの血を引いているそうだから、相当な数である。19世紀にものすごい数の移民がアイルランドから入って来たが、その多くは、田舎の農業地域ではなく大都会に定住した。また、女性の移民が非常に多かったというのもアイルランド移民の特徴(移民の半数以上が女性 – そこまで女性が多い移民は、他の国からはなかったそうだ)。 デトロイトも、アイルランドからの移民がかなり多かった街である。 だから、デトロイトのダウンタウンでも毎年、パレードがあるわけか(あのパレードに参加できるのは、アイリッシュの血を引く人たちだけ? もし日本人などが「私もかてて!」と願い出たら、どうするでしょうね) 今年のSt. Patrick’s Dayは月曜日にあたるから、人々は前日の日曜日に食べて飲んで大いに楽しむに違いない。 聖パトリック祭は、アイルランドでは祭日だそうだが、米国では残念ながら営業日。 職場の誰かが緑色の服を着て来る、緑色のクッキーを誰かが差し入れに持ってくる、同僚たちとアイリッシュなパブか何かに一緒にランチに行く、または、退社後、緑色のビールをパブに飲みに行く、くらいでしょうか、祝い方としては? (私も緑色の服を着て出社したことがありますよ。。。着ていかないと総スカンにあいそうで怖かった(笑)) うちの亭主は、アイリッシュの血をいくらか引いているのだが、聖パトリック祭には全然興味なし。だから、我が家では何もしない。私はビールが好きでないので、緑色のビールも飲まない、作らない。 緑色のビールって、意外に簡単に作れるんですねえ。 緑色の食用染料(food color) をビールに数滴たらすだけ。 インターネットで見つけたブログのひとつをここに拝借。 巷の多くのレストランやパブでは、コーンビーフ(corned beef) やキャベツ、ゆでジャガイモ(boiled potatoes)といったアイリッシュなお料理がメニューにお目見えする。 … Continue reading
Posted in お祭り (festivals), シカゴ(Chicago)
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Tabor Hill ワインの試飲ルーム Tabor Hill Tasting Room @Bridgman, MI
ブリッジマン(Bridgman) というミシガン南西部の小さな町にある、テイバーヒル(Tabor Hill)ワインの試飲ルーム(tasting room)。New Buffaloと St. Josephの中間にあり、I-94から下りてすぐの所にある。ミシガン湖ビーチにもとても近い。 先日、初めて寄ってみた。 5種ほど試飲させてもらったのだけど、はっきり言って、どれも美味しい!と思えなかったのが、残念。どれも、カウンターのお兄さんが大いなる熱意をもって勧めてくれたのに。 単に、私がグルメでないから分からないだけ? 今年春、同じTabor Hillが経営するBuchanan Winery & Restaurant で飲んだ時は美味しくて、それまでマズいワインと思っていたTabor Hillを見直したところだったのに。食事と一緒に飲んだから美味しく感じたのかな? よく分からない。 一生懸命勧めてくれたお兄さんが気の毒で(なんと、無料で試飲させてくれたのだ)、2本ほど買った。お客にかわいそうという気持ちを起こさせて買わせるのも、セールスの才能のうち?? インテリアは悪くない。 とにかく、行きやすい場所にあるので、貴方も一度試してみてはいかが? ミシガン湖ビーチに行ったついでに寄るとか。貴方の感想をコメントで残していただけたりすると、とても嬉しいです:) まだあきらめてない。美味しい品に、今回たまたま出会わなかっただけ、と思いたい。 I-94はexit 16で下車。 試飲の出店は、だいたい、行きやすい町中にあるものだが、ここも同様。 ウエブサイト: http://www.taborhill.com/htdocs/html/tabor_hill_restaurant___winery24.html
Posted in ミシガン湖畔ワイントレイル (Lake Michigan Shore Wine Trail)
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こんなビーチもあるよ、砂丘のウエコビーチ@ミシガン湖 Weko Beach @Sand Dunes, Lake Michigan
ミシガン湖ビーチの探訪は、まだまだ続く。 今回は、ミシガン南西部のウオーレン大砂丘(Warren Dunes State Park)のすぐ傍にあるウエコビーチ(Weko Beach)。 ウオーレン大砂丘(Warren Dunes)は有名だから、これを読んでいる貴方も、多分知っているだろう。 でも、Weko Beachの方は、知っている人、何人いるだろうか? 私は、近くの町セントジョセフ(St. Joseph)に2年間住んだ時に、たぶんWeko Beachに一度は来ているのだが、すっかり忘れていた。最近、Warren Dunesに久しぶりに行ったついでに、このビーチにも寄ってみて、その良さにあらためて開眼した、という次第。 Wekoというのは、このビーチに最初のビーチハウスを立てた地元の人の名字。(現在のビーチハウスはもちろん後年に立て直したものだろう)。誰かの名前が公園やビーチに付けられるのは、よくあること。 Weko Beachは、Warren Sand Dunesのすぐお隣さん。 この辺(インデイアナとの州境に近いミシガン南西部)は、湖に沿って砂丘が続く。 Weko Beachも、Warren Sand Dunesも、山に例えれば、ひとつの山脈に属する二つの峰のようなもの。 この辺のビーチの砂は黄金色で、「golden sand beaches」と形容される。 4月末だったので、人がビーチに繰り出している写真はないが、美しいビーチであることは分かると思う。 晴れた日には、たまに、シカゴのskyscrapersが遠くかすかに見えることがあるそうだ(ほんとかなあ。半信半疑)。 Weko Beachのビーチハウス(写真中央)。中にカフェがある。 Memorial Day(5月下旬) からLabor Day(9月初旬)までの間(つまり夏の間)営業。サンドイッチ、サラダ、アイスクリーム、飲み物などを売っている。 これを書いている今頃(7月)は、さぞ、お客でごった返していることだろう。 ビーチハウスにはデッキがあり、湖とビーチを眺めながら戸外での食事ができる。 中をのぞいてみる。4月だから閉まっているのだが、スピーカーやマイクが置いたままにしてある。 夏の日曜日の午後には無料のコンサートがこのビーチで催されるそうだから、そのためのものだろうか。 ビーチハウスだけでなく、ピクニック用テーブル、バーベキュー用グリルももちろんある。 … Continue reading
Posted in ミシガン湖ビーチ (Lake Michigan beaches)
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すわ間一髪! 竜巻が隣町に来た (That was close! Tornado hit my neighboring town)
For English, please click here! 仕事柄、2〜3月は年度末で忙しく、このブログを不在にしてました。。。というのは言い訳で、もうひとつのブログ「私のふるさと九州」の方にかかりきりになっていただけ。と、気がついたらもう3月半ば。そろそろ春の気配がしてきたので、また、ミシガンのことを書きたくなってくる。と、次の投稿をそろそろ書き始めたところに。。。 3月15日、大変なことが起きた! Dexter という隣町に竜巻が来たのだ。 夕方5時半頃に発生、13戸の家が倒壊、100件以上の家が大きな被害を被った。 幸い、死亡者も負傷者もゼロ。これはスゴイ!(良かったです)。 ほんの数分違っていれば、私の住むアナーバーをヒット、自分の家もやられていたかもしれない。そう思うと、いつも、半分ボーッと見ている、米国南部の竜巻被害のニュースが、にわかに現実味を帯びて感じられてくる。 家を失った人たちはシェルターに宿泊、赤十字社も救援に乗り出したそうだ。 全米のニュースにもなった。 http://www.cbsnews.com/8301-201_162-57398576/tornado-slams-michigan-homes-spares-lives/ AnnArbor.comというローカルニュースのリンク: http://annarbor.com/news/dexter/no-deaths-serious-injuries-reported-so-far-from-tornado/?cmpid=NL_DH_mainphoto ミシガンは、自然災害の少ない州である。 あんまり面白い地方ではないが、これは、この地方の良いところだ。 ハリケーンも地震もないし、洪水も滅多にない。竜巻は、春〜夏に発生することはするが、オクラホマやカンザスのような南部に比べれば、まるで赤ちゃんのようなものだ。 毎年、1〜2回くらいは竜巻警報のサイレンが鳴るものだが、いつも何事もなく終わり、それに慣れてしまって、サイレンが鳴っても地下室に逃げることもしなくなっていた(地下室があれば、サイレンが止むまでそこに逃げることになっている)。 反省反省。もっとサイレンをシリアスに受け止めなくてはいけない。 そして、大事なものを地下室に持って逃げた方がよいかも、モノによっては常に地下室に置いておくべきかも、と考えた(洪水の可能性を考えて、地下室の天井に近いところに収納する)。 自分にとって一番失いたくないものは? もちろん、人の生命が一番大事。 その次は? ペットを飼っている人は、ペットの生命も大事だろう。 竜巻で家の屋根が吹っ飛ぼうが、家具がめちゃめちゃになろうが、そんなことはどうでもいい、と気がついた。頭に浮かんだのは、宝石類でもない(大した宝石を持ってるわけではないけど)。古い写真、これこれ! 家族の古い写真、親からもらった、祖父母の、祖父母のさらに親の代の、明治時代と思われる写真(説明が何も書かれていないので誰が誰だかさっぱり分からないもの)だった。 災害に会った人たちが、失って何が一番悲しいかというと、古い(家族の)写真なのだそうだ。 自分も例外ではなさそうだ。 東北の、津波がよく来る地方の人たちは、いざとなったら、バッグひとつで逃げられるように、一番の貴重品をいつもバッグにまとめている、というニュースを見たが、昨年の大津波では、ほんとにそういうことになった。 自分も、それを見習おうと思う。 今回の竜巻は、何が自分にとって大事なものかを、考えまとめるきっかけとなった。 あなたにとっては、何が一番大事? 3月に竜巻が、ミシガンのような米国北部で起きるなんて、以前はなかった。 今年は異常な暖冬で、この1週間くらいは、まるで5〜6月のような高気温の日が続いているので、驚きではない。 ジェットストリームの影響で、寒気が下りて来ないため異常に暖かく、3月に、すでに竜巻が発生するに十分な湿気が米国の北部州にも溜まっているそうなのだ。(去年もジェットストリームのお陰で異常気象だったのだが) ミシガンで3月に竜巻が発生したのは、1950年代以来、たったの10件ほどだそうだが、そのうちの3件がこの3月15日の一日に起き、その3件のうちの2件がDexterというで発生したそうだ。 人間は大自然にかないっこない、という畏怖の気持ちが、あらためて湧く。