秋はワインの季節でもあるので、ここいらで、ミシガン南西部のLake Michigan Shore Wine Trailの探訪第7弾を。
今回はフリーランセラーズ(Free Run Cellars)。
Wine press machine (ワインを作るためのブドウの圧搾機) がトレードマーク。
インクで手書きしたような太い線の画風がアンテイークっぽい感じを出している。私は、このロゴはいまひとつだなあと思ったのだが、息子と亭主は、いいロゴだと絶賛。女性と男性の好みの違いからか、日本育ちと米国育ちの違いからか? 貴方はどう思います?
若い女性7〜8人のグループがBachelorette partyで来ていた。
Bachelorette partyというのは、男性が結婚式直前にどんちゃん騒ぎをして独身時代との訣別をするbachelor partyの女性版(男性の場合は、かなり良からぬことをするらしいが、女性はもっと品行方正でしょう、きっと)。
写真(上)の右に立っている、短いベールを頭にかぶった子がbride-to-be。
この日は金曜日だったので、たぶん、翌日か翌々日に式を挙げたのだろう。
ワイナリーの外にリムジンが待っていた。この女性グループが貸し切ったリムジンで、ワイナリー巡りをしているとのことだった。Bachelor partyもbachelorette partyも、何をするのかといえば、何をしてもよいのだが、花婿となる男性、花嫁となる女性が何をしたいかによって決まる。この女性グループはワイナリー巡りを選んだというわけ。
もう何件かすでに回ったようで、酔いがまわっていた様子。きゃあきゃあとはしゃいでとても楽しそう。
リムジンの中でもワインを飲めるようになっているので、次のワイナリーへの移動中にも飲み続けてたのかも。
bachelor partyもBachelorette partyも、アメリカの習慣であろうか。そんなもの、私が覚えている限り、日本にはなかったぞ。日本でもこの習慣、導入したらいいんじゃない?
ここのインテリアは、他のワイナリーに比べて地味。
トレードマークのwine press machineのミニアチュアが、てっぺんにリボンが付けてあって、かわいらしい。
試飲に使ったワイングラスをお土産にくれた。
まだ4月だったので、外は肌寒い。
遠くに、まだ葉が茂っていないブドウが見える。
暖かい日には外でイスに座って試飲できる。
ドライリースリング(dry Riesling)を買った。
ミシガンのお得意のワインはたぶんRieslingだろうが、何件か回ったワイナリーの中で私個人が一番気に行ったのは、Lemon Creek wineryの白ワイン、Contessa Wine Cellarsの赤ワイン、そしてここ、Free Run Cellarsのリースリングワイン。人それぞれ好みがあろうから、それぞれ違うワイナリーを気に入るのに違いない。だから、このワイントレイルにはたくさんワイナリーがあって、実によいことだ。
上の写真の番号4がこのワイナリー。レモンクリークワイナリー(Lemon Creek Winery:番号6)とドメインベリエンワイナリー(Domain Berrien Cellars :番号5)のすぐ近く。テイバーヒルワイナリー(Tabor Hill Winery & Restaurant:番号3) からも近い。
兄弟が経営しているそうで、そのお父さんは近くでラウンドバーンワイナリー(Round Barn Winery :番号2)を経営している。つまり、親子で近所に2つワイナリーを持っているわけだ。粋だなあ。
ユニオンピア(Union Pier) というミシガンビーチの町に試飲ルームがある。
Free Run ワイナリーのワインは、デトロイト地域では私はまだ見かけたことがないが、親の方が経営するRound Barn Wineryのクランベリーワイン(cranberry wine) を、近所のスーパーで最近見かけた。
クランベリーワインって、どんな味かな?
Free Run Cellars のウエブサイト: http://www.freeruncellars.com
ロゴはなんだか素朴な感じですが、絶賛するほどのものでもないと思いますけどね(笑) ちょうど今から、ワイン入り焼きリンゴ作ろうと思ってたところです。おいしいですよ。
ワイン入り焼きリンゴ、どんなのでしょうか? とても美味しそう!!