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ミシガンのお土産(続)- デトロイトのコーヒー、Tシャツ等々 (Detroit Coffee, T-shirts)

あけましておめでとうございます。 なんと昨年7月以来の、久々の投稿です。 まとまった時間が取れない日々が続きました。今年もまだまだ続きそうです。チャカチャカっと、サッと書けない(つまり、ノロい)性分なので、今年もポツンポツーンの投稿かもしれません。寡作ながらも弊ブログを訪ねてくださる方々、ありがとうございますm(^^)m さて、今回のクリスマスのプレゼントに、Pure Detroitというお店からオンラインで注文してみました。結果は上々。ミシガンのお土産に頭を悩ます方々の参考になるやも、と思いました。 まずは、コーヒー。 ステラ(Stella)は、デトロイトの有名なコーヒー店だそうです。このカフェのコーヒーがオンラインで売られてました。 グルメではない私には、このコーヒーが特別美味しいのかどうかも分からないけど、デトロイトにも有名なコーヒー店があるということ、話のタネに良いのではと思います。良い有名カフェがあることが、大都市の条件のひとつだと私は信じているので、デトロイトもいっぱしの大都市になりたい(またなりたい)のなら、こういうカフェは必須! コーヒーと言えば、最近、あちこちのスーパーで「Detroit Bold」というコーヒー豆が売られ始めましたね。 私個人的には、こちらの方が好きです。名前(Bold)の通り、もっと濃くて強い味。お土産の買い物をスーパーで済ますというのも、いいんじゃないでしょうか。こちらもやはり、デトロイト市内にあるローカルのコーヒービジネスが販売しているようです。 デトロイト発のコーヒーが、何かこう、人が買いたくなるようなかっこいいイメージになってきたとは、世の中変わったもんです。20年前とは隔世の感。栄枯盛衰。一度は栄え、そして著しく衰退した街がまた栄えるのだろうか。これらのコーヒーのパッケージを見ると考えてしまいます。   そして、こちら「313」のTシャツ。 この313が意味するもの、分かりますか? デトロイトの電話地域コード(area code)ですね。エミネム(Eminem)のラップ(rap)やエミネムの映画「8 Mile」が思い浮かびますね。 いかにもデトロイトで生まれ育ったラフな若者とかが、ちょっと肩で風切る感じでこのシャツを着ると、どうなんだろう。または、少々危ない街にも関わらずデトロイトに移住→定着している若者がこのシャツを着たらどうだろう、かっこいい? 対してうちの亭主のような、いかにも郊外に住む中流の中年オジンらしいオーラの人が着ると、なんやこいつ、キザやな、という感じであろうか?(亭主は恥ずかしくてこんなの絶対着れない、と言っている) または、私のような、いかにも何も知らない中国人のオバさんといった容貌の者が着ると(アジア人だとまず中国人と思われる)、「あはは、あのオバさん見てみろよ」と面白がられ、かつ「ガイジンにもかかわらずデトロイトの復興を支援しているんだ、エライ」と尊敬のまなざしで見てもらえるかも? エミネム、ラップが好きな人が日本の家族、親戚、友人にいるなら、いいお土産になるかもしれません。んー、が、ちょっと当たり外れが大きいかもな。 うちの息子の一人にこのTシャツをあげたのだが、どんな反応するかと思ったら、「あー、313は昔むかしアナーバーの地域コードでもあったよね」 へー、そうだったか!すっかり忘れてた。 Pure Detroitのウエブサイトでは、他にもいろんなシャツを売ってます。帽子、バッグ等も。楽々オンライン注文できるのがうれしいです。 そして、カスタマーサービスがすごい。私の注文時に、向こうの手違いでちょっとトラブルがあったのですが、その時のカスタマーサービスのEメールがすごかった。 “Hey! Ms. xxx, thanks for noticing xxx…” だと。Heyはないだろう! ***************************** Pure Detroitオンライン店のサイト:http://shop.puredetroit.com 関連投稿: これぞデトロイト シートベルトのハンドバッグ (Women’s Bags … Continue reading

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モハメッドアリが住んでいた西ミシガンの町 – Berrien Springs & Muhammad Ali

独立記念日の週末、ミシガン湖のビーチタウン、セントジョセフ(St. Joseph)にいるお姑を訪問の際に、すぐ近くの小さな町、ベリエンスプリングス(Berrien Springs)に立ち寄ってきた。 Berrien Springsは、セントジョセフ川(St. Joseph River)が流れるミシガン州南西部の小さな小さな町なのだが(人口たったの1800人)、元ボクシング・ヘビー級チャンピオンのモハメッド・アリ(Muhammad Ali)がこの町に住んでいたことで、結構、有名なのである。 町の公園がセントジョセフ川の横にある。 セントジョセフ川は、もっと下流になると、白人・黒人の対立の歴史で有名なセントジョセフ(St. Joseph)とベントンハーバー(Benton Harbor)を分け隔てる川でもある。 この川のどこかに面して、モハメッドアリのお屋敷の波止場がある。 実は住所は公に分かっているようだけど、私はそこに行ってみる機会はまだない。1975年に40万ドルで買ったと言われる85エーカーの土地とお屋敷。アリさんは2006年にパーキンソン病が理由でアリゾナ州フェニックスに引越したそうだが、今年6月に亡くなった時、地元の人たちが彼の「estate」の門で敬意を表している写真が地元の新聞に報道されているので、「estate」と言うからには、2016年に亡くなるまでずっと、アリさん(と奥さん)の所有だったようである。 上の写真は、セントジョセフのダウンタウンにあるアイスクリーム屋さん「Kilwin’s」に飾ってあったもの。 アリさんは、セントジョセフのダウンタウンに、アイスクリームを食べに来るなど、よく現れていたそうだ。地元のマクドナルドにハンバーガーを食べに来たり。 こういう田舎町というのは、地元民はパパラッチみたいに騒がず追いかけずなので、超有名人にとっては、ふらーりと外出できてリラックスできてよいのかもしれない。 彼と奥さん(4番目で最後の奥さんですね、確か)との子供さん(息子さん)はこの小さな町の地元の学校に通い、アリさんは地元の学校や公園に多大の寄付をして(匿名で)、地元の青少年を随分助けてあげたそうだ。 (デトロイトニューズは、ちゃんと報道していた (^^) ********************************************************************** しかし。。。。 一体なんでこの町に住みたかったのだろう?? シカゴ人たちがミシガン湖と反対側のミシガン州南西部に別荘を持ちたがるという話は聞くが、しかしなぜ、この小さな町に? とお姑に聞いたら、「アルカポネがその家に住んでいたのよ。そんな曰く付きの家だから、モハメッドアリが買ったのよ。」 へええええ!! 実はお姑さんはちょっと間違っていて、本当は、アルカポネ自身ではなくてアルカポネのボデイガードだったそうだが。(どっちでも同じことか) じゃ、アルカポネのボデイガードはなぜこの町を選んだのか? この地域は、アルカポネ自身もウロウロしていたようである。 ベントンハーバー(Benton Harbor)のホテルにアルカポネが泊まったこともあるそうで。ゾッとしますねえ。 アルカポネ達は、このお屋敷の地下室にトンネルを作り、もし警察でも来たら、そのトンネルからどこかへ逃亡できるようにしていたそうだ。禁酒時代に酒の密輸で大稼ぎをしたカポネ一団のこと。シカゴとは別の州管轄の、眠くなるような田舎町にトンネル付きの家を持っておくというのは、良いアイデアだったようである。 今でもそのトンネルあるのかなあ。見てみたいなあ。そのお屋敷、記念館にでもして一般人が入れるようにしてくれないかな、とマジで思います。 ********************************************************************** モハメッドアリのお屋敷については、うちの亭主の家族に伝わるお笑いエピソードがありまして: 私のお舅さんは、生前、カヌー大好き人間だったのだが、息子(つまり私の亭主)とセントジョセフ川でカヌーを漕いで遊んでいた時のこと、ベリエンスプリングの町を通過し、モハメッドアリのお屋敷の波止場を通りがかったので、お舅は茶目っ気をむらむらと起こし、波止場に(無断で)上がり込んでアリさんのお屋敷を塀ごしにのぞいてみようとした。するとアリさんのお屋敷のガードに見つかって、「出てけ!」と怒鳴られ追い返されたとのこと。ああ、恥ずかしいねえ。 「ここがモハメッドアリのお屋敷」とお舅は知っていたし、わりと誰もが知ってたみたいです。 さて、公園をぐるりと見渡すと、 中国人のグループがバーベキュー(cook out)を楽しんでいた。 学生達のように見える。   … Continue reading

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マドンナの家族経営のワイナリー 等々 - 北ミシガン – Wineries in Northern Michigan (What? Madonna?)

これ以上北には絶対に行かない!と思っていたものだが(弊ブログでも、最初の頃そう書いていた)、いちど行ってみると、その美しさに魅了されてやみつきになりそうなのが、北ミシガン。もちろん夏の話だけども。 今年もメモリアルデー週末が来、つまり初夏が到来すると(メモリアルデー週末はプール開き、夏の始まりということになっている)、Traverse City近辺のワイナリーめぐりをまたしてみたいな、と思い始めた。 ところで、そこには、ポップ大スターのマドンナ(Madonna)の家族が経営しているワイナリーがあるとの話を、貴方、聞いたことありますか? 上の写真は、そのワイナリー(Ciccone Vineyard & Winery)にwine tastingに行った時に購入した一本。 チッコーネ(Ciccone)。そう!これはマドンナの苗字です。 アメリカ人はチッコーネと呼びそうにないな(うちの亭主は「シコーネ」とか呼んでた。) マドンナの家族が経営ということをなーんにも知らずにwine tastingに立ち寄ったので、写真は、このリンゴの木だけ(笑)。「おお、リンゴが成ってるよ」と前庭にあるリンゴの木をたまたま撮ったもの。 後で、マドンナのことを聞いて、ビックリ。 Tasting roomの室内も、マドンナの写真とか何もなかったし(たぶんなかったと思う)、観光ガイドにもそんなこと書いてなかったぞ。 大体にして、ヘミングウェイゆかりのPetoskeyにしてもそうだが、有名人にかこつけて儲けようという態度が薄い、この辺の人たちは(それは悪いことではない)。 それとも、このワイナリーを経営の家族とマドンナさんは仲があまりよろしくないとか? マドンナの娘さんはミシガン大に在学中だし、私の世代はマドンナと聞くと何かと興奮するものだが、うちの息子くらいの世代となると、「あー、あんなオバさん、別に興味ないよ」となる。息子の反応にガッカリしたが、よく考えてみれば、自分だって親の世代に人気のあった芸能スターに特に興奮したことはない(笑) 他にもたくさんワイナリーがあって、 上の写真のワイナリーは私のお気に入り。Chateau Chantal。 Old Mission Peninsulaという、トラバースシテイの湾内に突き出た半島に点在するワイナリーのひとつ。このワイナリーからの景色は抜群。 このOld Mission Peninsular半島は、北ミシガンの中でも、とびきり美しいのではと思う。   Chateau Chantalのすぐご近所さんは、Chateau Grand Traverseワイナリー。 ここのワインは相当出回ってますね。貴方も見たことあるでしょう。 日本人ソムリエがいるというのは、確かここのワイナリーだったかと思うのですが、今でもその方、まだいるんでしょうかね?(私たちが行った時には、アジア人は一人もいなかったぞ) まるで南仏にいるような気分にさせてくれるChateau Grand Traverseのブドウ園(vineyard)。 私は最近、血圧がちょっと高めなので、ワインを飲むのもほどほどに、ということで、残念ながらワイナリー巡りもあまりできないです。 アルコールがだめな人もいるのだし、コーヒーやお茶をまったりと楽しめるカフェもあったらいいね、と思う。ブドウ畑の丘陵と真っ青なミシガン湖を眺めながら。 … Continue reading

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これぞデトロイト シートベルトのハンドバッグ – Women’s Bags Made from Car Seat Belts

これ以上デトロイトらしいものはないんじゃないかと思わせるもの。 Nothing can be more Detroit than bags made from car seat belts! それは、車のシートベルトで作ったバッグ。 デトロイトは自動車産業の街。 なーんだ、じゃあ、シートベルト使ったバッグなんて、当たり前、誰でも考えつくじゃん、と思いたいけど、それがなかなか思いつくものでない。 このバッグ群をギフトショップで見た時、「あっ!!」と驚嘆した。 アメリカ製。 というか、デトロイトの街で作られているのだそうである。 お土産、というにはちょっと高い。自分自身へのプレゼント(笑)、または奥様、GFへのプレゼント、におひとついかがですか。 地元のビジネスを支援することになります。 ギフトショップの入口。 「Pure Detroit」という名前なので、「Pure Michigan」という州の観光キャンペーンの一部なのかと思ったが、そうじゃないらしい。 デトロイト近郊のある移民女性が1990年代に立ち上げたギフトショップで、最初はボロボロのデトロイト市内の建物の中で始めたとのこと(勇気あるなあ)。今は、Fisher Buildingという、美しいビルの1階にある。 彼女は、「デトロイトのものはもっと売れる筈」という信念を持ち、「Imported from Detroit」をお店のキャッチフレーズにしたが、このキャッチフレーズをめぐってクライスラー社と訴訟沙汰になったこともあるそうで、でも今はそれも解決し、彼女のビジネスは躍進している感である。 ギフトショップだけでなく、各種イベントの企画もしており、市内の美しいビルの無料ツアーなどもやっている。 ギフトショップのあるFisher Buildingも、週末の無料ツアーがあり、私も参加したことあるので、それについて、また別途、投稿したいと思います。 Fisher Buildingの外観(後方の茶色のビル) 余談:WJRという老舗ラジオ局がこのビルのテッペンにある。WJRは右翼だ!という声もあるが(確かにそういう感じでもある)、地元で何が起きているか、地元の人たちが何を思っているかを知るには大変よいラジオ局と言える。   「Pure Detroit」のウエブサイト。Tシャツや帽子、いろんなものを注文できるようです。 http://shop.puredetroit.comContinue reading

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ミシガンのお土産 (続)- ペタスキー石のアクセサリーはいかが

ペタスキー石のペンダント(Petoskey stone jewelry) を注文してみた。 サンゴ化石のペンダント(fossil jewlery)。なかなか気に入ってます。 うーむ、カタログの写真みたいにきれいに撮れないです。むずかしい。 Etsyというオンラインモールに出店しているアーティストから注文しました。 他にも、ブレスレット、イヤリング、カフリンク(cufflinks)など色々、お値段もお手頃なもの多数あり。 https://www.etsy.com/market/petoskey_stone 日本へのお土産にいいかも。 多数の友人、親戚その他にばらまくわけには行かないけど、より「大切なあの方へ」的お土産にはいいかも、と思います。 すごく早く配達してくれた。評価満点です。 関連ポスト:ペタスキーの癒しの石 (Petoskey Stones)

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ペタスキーの癒しの石(Petoskey Stones)

A Happy New Year! (12月に、おやっと目を引いた記事があったので、それ関連で書きたかったのだが、ぐずぐずしているうちに、もう年が明け。。。) その記事とは、ペタスキーの石(Petoskey stones)のこと。 ペタスキーにあるヘミングウエイの展示館(Little Traverse Historical Museum)に行った時、館内にはペタスキーの石についての展示もあって、印象に残っていた。 (ヘミングウエイ展示館については、こちらのpostを読んでいただければ m–m) ミシガン湖から採れるこの石、実はなかなか有名なのである。 河原で拾えるような小石みたいで、手に握ったら癒されそう(セドナの石みたいに)。 それにしても、六角形の模様が整然としすぎている! 自然というのはすごいなあ、と感心していたら、 実は、Petoskey stoneは化石サンゴ(fossilized coral)なのだそうである。 (上の写真の)説明によれば、太古の昔、3億年以上も前、ミシガンも暖かかった。その時代に多くのサンゴが生息していたのだが(このミシガンに!)、後に氷河時代が到来、氷河の移動につれて化石は岩盤から摘み上げられ(plucked upと表現されているが、なんて訳したらいいですかね?イメージは「摘まれる」なのですが)、もまれて丸ーくなって行った。それが現在のPetoskey stoneだそうである。 1965年に、ミシガン州の州石(state stone)に指定される(州石なんてそんなものがあるんですね〜。州花(state flower)があるのは知ってたけど) Petoskeyに行くことがあれば、これらの石がPetoskey State Parkのビーチ(ミシガン湖のビーチ)で見つかるとのことです。 ヘミングウエイ展示館の売店でも売ってた記憶がある(買っておけばよかった。。) Petoskey stoneをはめこんだネックレスなどもインターネットで買えるようです。 だれかへのお土産、プレゼントにいいかも。 ***************** で、目を引いた記事というのは、次の、ペタスキー石についての記事。   ペタスキーから遠くない町に住む男性が、93 pounds(42 kg)の巨大なPetoskey stoneを見つけ、自宅に持ち帰って芝生の庭に飾りとして置いていたが、州の当局(the State … Continue reading

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シェンユン(神韻) 公演 Shen Yun@ Detroit

デトロイトのオペラハウスから、Shen Yun(神韻)公演のパンフレットが送られて来た。 東洋食料品店に毎年ポスターが貼られ、ショッピングモールでは宣伝ブースが設けられているのを、貴方も見たことがあるよね。私は長い間、中国のアクロバットサーカスか何かとばかり思っていた。 それとも、京劇かな、とも思ったが、よーく見ると、京劇ではないらしい(京劇は一度見てみたいけどまだチャンスなし)。 中国の伝統舞踊をバレエの形で表現したようなショー? 中国人の友人に一緒に行かない?と誘ったら、友人は、「関わりたくないから、私は行かない」と断られた! ええ? これは、政治的運動だったのか? どういうことかというと、このShen Yun(神韻)は、Falun Gong(法輪功 / 法輪大法)のメンバー達によって結成された、反中国政府のスタンスをとる非営利組織なのである。彼らのウエブサイトを見ると、中国政府を激しく非難する文が載せてあって、ちょっとタジタジする。 ウエブサイトによると、これまで公演のたびに、中国政府は、わざと同じ日に通りの真向かいの別のシエターでお抱えの舞踏団の公演を開いたり(Shen Yunへのお客を減らすため)、Shen Yunの移動バスのタイヤをナイフで切りつけたり、数々の嫌がらせをしてきたらしい。 その中国人の友人は、もう米国籍を取っているし米国に住んでいるのだから、怖がることはないのではと思うけど、彼女は親戚がまだ中国本土にいて、旧正月には中国に帰るので、北京空港とかに降り立った途端に公安当局に拘束されて、「お前、Shen Yunを観に行っただろう。お前は、Falun Gongの一員か」なんて取り調べを受ける可能性、ひょっとして有りか? Shen Yunは中国本土では公演を許されてないそうだ。Shen Yunの目標は、5000年の中国の伝統芸術を全世界の人たちに見てもらうこと。欧州や南米などいろんな国々で公演が行われていて、中国本土では見れないというのは、なんか皮肉ですね。 友人は、法輪功の一員ではないし、そう見なされるのはもちろんいやだろうから、公演のチケットを買うと名前が記録されてしまうのがいや、と言う気持ちがわかる気がする。 これまでの米国での公演が好評だったこと、米国の有名人やメデイアの激賞がいくつもサイトに載せられている。 中国人って、世界中どこにでもいるから(カナダの中国移民人口はすごいし、ミシガン州も近年かなり増えた)、その中に中国政府への密告役をおおせつかっている人が紛れているかもしれないことは、すごく考えられるね。例えばミシガン大学にも留学生が多くいて、そのどれかが中国公安当局とつながっていて。。。(ぞくっ) そういう意味では、中国人は、どこに住んでても中国国籍を捨てても、そう簡単に気を許せないのかも。日本人には想像できないような恐怖感があるのかも、と思いました。 私自身は、パンフレットを見て「わあ、きれい!見に行きたいな」くらいの呑気な日本人(とにかく美しいものが好き)。 今年はミシガン公演がちょうどお正月休みにあたるから行ってみたいけど、クリスマスで金欠病の時期だから。。。時期が悪い!(笑) Shen Yunの公式ウエブサイト:ShenYun.com

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浮世絵が粋だよ、レッドフォード映画館 @デトロイト Movie Theater with Ukiyo-e Painting @Redford, Detroit

デトロイト市のすぐ西隣に、レッドフォード(Redford)という小さなタウンシップ(township)がある。 そこの誠に小さなダウンタウンに、レッドフォード映画館(the Redford Theatre)がある。 この映画館の壁には日本の浮世絵がたくさん描かれている。 誰が、こういう所に浮世絵インテリアの映画館があることなど、想像できようか。 浮世絵は日本だが、インテリアは、日本と中国のごちゃ混ぜ。 昔の西洋人が持っていた東洋のイメージを思わせる。貴方も、そういうものに出会ったことないですか? 写真の質がいまいちで、スミマセン この映画館は1928年オープン。 当時、「America’s Most Unusual Suburban Playhouse」と賞賛されたそうだ。 「The theatre was designed with a Japanese motif」と映画館のウエブサイトに書いてあるが、「Japanese motif」ってのが、浮世絵のことね。「ukiyo-e」と言っても、普通のアメリカ人には分からないかも? ほー!とため息が出る、美しい内装です(私の写真では伝えきれてない。。。) しかし、第二次大戦中は、浮世絵は敵国日本のアートであるから、カバーでおおったりペンキで塗りつぶしたりして隠されてしまったのこと。 戦争が終わり、晴れてまた浮世絵が披露されることになったのだが、カバーで覆ったものはカバーを取り外すだけでよかっただろうが、ペンキで塗りつぶされたものはどうなったのだろう? 無事修復できたのだろうか? ********************* ここで、昨春、アラビアのロレンス(Lawrence of Arabia)を観た。 今どき、8mm映画を上映できる装置を持っている映画館は数限られていて、Redford Theatreは、その数少ない映画館のひとつなのだそうである。 確かに、砂漠のシーン、ど迫力であった! (もう、こういう映画を作ろうったって、作れない時代なのでしょうかね) 他にも、ここの映画のラインアップはかなり魅力的。(下のチラシは春の映画祭の時のもの) ********************* 映画館には多数のボランテイアの方々がいて、右往左往する私を親切に助けてくれました。ありがとう! こうしてこの映画館が存続できているのも、多数の人々のボランティアによるところ大とか、です。 足繁く通いたいな、と思う所だが、途中、かなり荒廃した町を通るので、ちょっと怖いのが難点。デトロイトに近いからなあ。。。 http://www.redfordtheatre.com

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シャルルボイか、シャルルボワか?  - Charlevoix, Michigan

北ミシガンに、Charlevoixというリゾートがあるが、シャルルボイ、シャルルボワ、どっちの発音が正しいのでしょうかね? 米国人の義父は生前、シャルルボイと言っていた。 米国人の亭主も「シャルルボイだよ」と言い張る。 でも、この名前、いかにもフランス風だよなあ。シャルルボワ、ではないのかな。 とフランス語をかじったことのある、私のような人間は考える。 でも、アメリカ人は、元々がフランス語の名前だからって、フランス風に発音をしなきゃいけない、なんて思わない人たちだから。 Detroitってそうだ。「デトロワ」が本来の読み方じゃないの?と思ってしまうが(Detroitの町を最初に作ったのはフランス人だった)、「デトロイト」だものね。 義父は、職場のリトリート(retreat)でこの町のホテルに泊まって、釣りをして、とても楽しかったらしい。義父のお気に入りだった北ミシガンのリゾートの町。 シャルルボイのWeathervaneレストランでランチ。 川を見下ろすデッキの席に案内してもらう。 川がミシガン湖に流れ込む河口のすぐ傍。湖から吹いてくるそよ風が、心地よい。 北国の夏の、水辺でのランチは、大変おいしく感じます。 と、跳ね橋(draw bridge)が、ボートのために開く。 ぐんぐん高く開いてゆく。 ミシガン湖畔の、ミシガン湖に川が流れ込む河口がある町には、こういう跳ね橋が多い。 カンカンとアラームが鳴り出し、遮断機が下りる。車は全面ストップ。そして橋が跳ね上がり出す。線路の踏切のようだ。 5分位は、じっと待たないといけない。 ボートが次から次から通過するので、一日に一体何度、交通がストップするのやら。のどかな、ミシガンのビーチタウンの光景である。 ここシャルルボイから、ビーバー島(Beaver Island)というミシガン湖に浮かぶ島の中では一番大きい島までフェリーが出ているが、そのフェリーはこの川を通って湖へと出航するらしい。遠方に発着所がありそう。 ランチした「Weathervane」レストランの入口。 このレストランは、シャルルボイ出身の建築家アール・ヤング(Earl Young)氏が設計したもの、ということを知らずに、ここに立ち寄った(笑)。だって、川を見下ろすテラスで食事してる人たちが、道路走ってると目に入って来て、「おっ、あそこ、よさそうじゃん」  一番目立つ立地条件にあるから。 そして、本当によかった。美味しいです、ここは。 アール・ヤング氏は、マッシュルームのような屋根、石造りの壁の家やホテル、レストランを設計・建造したことで(ミシガンでは)名が知れているが、建築家として登録はしてなかったそうで、全米での知名度はいかほどに? このレストランの入口も、彼の作品の特徴がありありと見えているのだが、そんなことも全く知らず、その時はお腹ペコペコで、頭にあるは食べ物のことばかり。お粗末でした。 ヘミングウエイが泊まったことがあるので有名なペタスキー(Petoskey)のペリーホテル(Perry Hotel)と同じく、(Stafford’s)というグループの経営傘下にあるらしい。 同じくアールヤング氏設計の、Weathervane Terrace Inn and Suitesというホテルがレストランのすぐ傍にあり、みんな同一経営グループなんだろうね。 グリム童話に出てくるようなとんがり屋根。そして1950〜60年代を思わせるスタイル。 「アールヤング設計の」というPRに力を入れているようだが、実際に泊まった人たちの採点は、トリップアドバイザー等みると結構辛口。建物が古いとか、うわさほどすばらしくない、云々。それでも、夏はいつも満員御礼の人気モテル。 他にもいくつかホテルが集まっているので、こちらの方に泊まってみようか、と思っても、夏の週末は、空室はまずない。9月だって、ない。 試しに来年の夏の週末で検索してみたら、もうすでに予約満杯! いったい何年前から予約をしとけばいいんだろう? ****************** … Continue reading

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ミシガンのお土産 (続) – さくらんぼワイン Michigan Cherry Wine

ミシガンといえばサクランボ。 だから、ミシガンのお土産に、サクランボのミニケーキとか(ひとつひとつ小さな包装がしてあって箱詰めの)、誰かが作っていそうなものだが、未だに見たことがない。貴方、見たことあるなら、ぜひ、教えてください! でも、サクランボのワイン(cherry wine)というのは、ある。 チェリーリパブリック(Cherry Republic)はTraverse Cityのダウンタウンにもあって、そこで一本買ってみた。 たぶん、アナーバーのダウンタウンのCherry Republicでも売っているだろうと思うが、 さくらんぼの風味があって面白いワイン。 好き嫌いが分かれそう。甘めなので、きっと、女性向き(だいたい、フルーツの風味が加わると女性好みとなる) 日本へのお土産には向かないが、アメリカ国内のお友達、知人を訪ねる時のお土産にはいいかも? 帰省・帰国のお土産選びには、ほんとに悩みますね。私も、相変わらず悩み続けてます。   店内には、まるでワイナリーのように試飲カウンターがあります。そこでチェリーワインを試飲したら、意外にいいなと思ったのでした。  

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