Blog Stats
- 104,441 hits
-
Recent Posts
- ミシガンのお土産(続)- デトロイトのコーヒー、Tシャツ等々 (Detroit Coffee, T-shirts)
- モハメッドアリが住んでいた西ミシガンの町 – Berrien Springs & Muhammad Ali
- 「シカゴ・デトロイト便利帳」に寄稿いたしました – My Writing Published in Chicago/Detroit Guide
- マドンナの家族経営のワイナリー 等々 - 北ミシガン – Wineries in Northern Michigan (What? Madonna?)
- デトロイト製の腕時計 - Made in Detroit Watches
- これぞデトロイト シートベルトのハンドバッグ – Women’s Bags Made from Car Seat Belts
- ミシガンのお土産 (続)- ペタスキー石のアクセサリーはいかが
著者: つくし(筑紫)ギャル (Tukusigal) - もう長いこと米国に住む日本人おばさんの、それなり・自分なりのミシガン湖地方見聞記
Archives
- January 2017 (1)
- July 2016 (1)
- June 2016 (1)
- May 2016 (2)
- March 2016 (1)
- February 2016 (1)
- January 2016 (1)
- November 2015 (1)
- October 2015 (1)
- September 2015 (1)
- August 2015 (2)
- July 2015 (3)
- June 2015 (2)
- May 2015 (2)
- April 2015 (2)
- February 2015 (1)
- December 2014 (2)
- October 2014 (1)
- September 2014 (2)
- August 2014 (1)
- July 2014 (1)
- June 2014 (1)
- May 2014 (1)
- April 2014 (2)
- March 2014 (2)
- January 2014 (3)
- December 2013 (2)
- October 2013 (1)
- September 2013 (3)
- August 2013 (1)
- July 2013 (4)
- June 2013 (5)
- April 2013 (3)
- March 2013 (1)
- February 2013 (1)
- January 2013 (1)
- December 2012 (2)
- November 2012 (3)
- October 2012 (4)
- September 2012 (2)
- August 2012 (2)
- July 2012 (4)
- June 2012 (5)
- May 2012 (1)
- March 2012 (2)
- January 2012 (2)
- December 2011 (1)
- October 2011 (3)
- September 2011 (1)
- July 2011 (4)
- June 2011 (1)
- May 2011 (2)
- December 2010 (3)
Categories
- お祭り (festivals) (6)
- お土産 (souvenirs/gifts) (7)
- アップノース(Up North – ミシガン北部) (9)
- アナーバー(Ann Arbor) (9)
- アート(arts) (5)
- ウイスコンシン(Wisconsin) (2)
- シカゴ(Chicago) (1)
- スポーツ (sports) (7)
- ソーガタック (Saugatuck) (5)
- デトロイト (Detroit) (10)
- フェリー/クルーズ (Ferry Travel/Cruises) (2)
- ブロードウエイ(Broadway) (1)
- ヘミングウェイと北ミシガン(Hemingway & Northern Michigan) (6)
- ミシガンのワイン (Michigan Wine) (13)
- ミシガンの砂丘 (Lake Michigan Sand Dunes) (1)
- ミシガンの有名人 (Famous people in Michigan) (3)
- ミシガンの果物 (Michigan Fruits) (10)
- ミシガン北部(Up North) (2)
- ミシガン南西部 (Southwestern Michigan) (4)
- ミシガン湖ビーチ (Lake Michigan beaches) (19)
- レストラン (Restaurants in Michigan) (5)
- 未分類 (14)
Tag Archives: Petoskey
ヘミングウエイ展示館 @ペタスキー – Hemingway Memorabilia on Display @Petosky, MI
ヘミングウエイのゆかりの地である北ミシガンのペタスキーには、ヘミングウエイの写真などを多数展示した歴史館がある。 There is the small, cute historical museum named Little Traverse Historical Museum in Petoskey, Michigan, with a lot of Hemingway’s photos and memorabilia on display. 「Little Traverse Historical Museum」という名前の、「Little」そのものの可愛らしい歴史館で、ペタスキーの歴史と一緒に、ヘミングウエイの遺物も見て楽しめる。歴史館の半分をヘミングウエイが占めていると言っても過言ではない? 古い映画ポスターに目が留まる。 ポール・ニューマン (Paul Newman)だ!! ヘミングウエイの自伝的映画「Adventures of a Young Man」が1962年に作られ、ポール・ニューマンもその映画に出ていたのだ。これは、いくらトシの私でも物心つく前の話(笑)。知らなかった。 ヘミングウエイが自殺したのが1961年だから、その翌年に作られた映画だ。映画の公開当時、アメリカの世の中は、彼の自殺でさぞや、騒然としていたに違いない。 … Continue reading
Posted in アップノース(Up North - ミシガン北部), ヘミングウェイと北ミシガン(Hemingway & Northern Michigan)
Tagged ヘミングウエイ, ミシガン, ミシガン口コミ, ミシガン州, Ernest Hemingway, 週末, 観光, 近場, Lake Michigan, Michigan, Petoskey, Travel, Vacation, Weekend Getaway, 口コミ情報, 在米日本人ブログ, 旅行, 五大湖
Leave a comment
ヘミングウエイの短編小説の舞台、北ミシガン Northern Michigan in Hemingway’s Short Stories
やれ、今年も、あっという間に12月になってしまった。。。 クリスマスのプレゼントを何にしようかと悩む、頭痛の季節の到来。 と、本屋(Barns & Noble) で、ヘミングウエイの短編小説の本を見つけた! ヘミングウエイの両親が北ミシガン(Petoskey)にサマーハウスを持っていたこと、ヘミングウエイは子供時代、両親、兄弟とともに毎夏を北ミシガンで過ごしていたことを、以前書いたが、彼は、その北ミシガンを舞台に、いくつもの短編を書いている。 ニック・アダムス(Nick Adams)という名の若い男が主人公の短編だが、ニック・アダムスとはヘミングウエイ彼自身のことである。 この本を、亭主にクリスマスにあげることに決定(ああ、よかった。あとは、服でも1〜2着あげれば満足してくれそう。これで亭主の分は完了。いっちょあがりっ) ヘミングウエイが北ミシガンを舞台に短編を書いていたことは、あまり知られていないようだが、でも、本屋さんに行けば、ちゃーんと置いてある。 読んでみると、いかにも北ミシガンの、夏でも(夜になると)冷涼な、シンとした空気がよく伝わってくる。 「伝わってくる」と感じるのも、自分がミシガンの冷涼な夏を経験したからこそ、よけいに伝わってくる、と思うのです。 貴方、実際にミシガンに住んだことがあるなら、住んでいるなら、ミシガンを訪れたことがあるなら、きっと面白いだろうと思います。おすすめ。 小説というものは、やはり、その地に行ったことがあると、感覚として、理解度がかなり違うのだろう、と思うのだが、北ミシガンの自然の描写が、とても納得できるのである。「ああ、ミシガンだなあ、これ」と。 日本語訳の本も、持ってます。 Amazon Japanから購入したもの。 これは目次のページ。 「北ミシガンで(Up in Michigan)」というのがありますね。 これは、Petoskeyの地を舞台に、若い女性が、好意を持っている近所の鍛冶屋の男性からレイプされてしまうストリーだが、北ミシガンの冷涼な空気がよく滲み出ているなあ、と感じてしまう一品。なかなかに衝撃的で印象深い物語。誰でも書けるものではないっすね、やっぱ。 「二つの心臓の大きな川」というのは、主人公が川でマス釣りをするストーリーだが、その自然描写、マス釣りの描写が素晴らしいと思う。北ミシガン(Petoskey辺り)が舞台らしいが、あの辺の美しいが水が氷のように冷たい川を、まざまざと想像できる。原文は、「Big Two Hearted-River)。「二つの心臓の」という訳は、どうもいただけない。「Two Hearted-River」という名前の川が実際にあったそうで(今もその川がその名前なのかは知らない)、名前が詩的だからとタイトルに選ばれたそうなのだが、この訳、何とかならないものかね? かといって、「トウー・ハーテイッド・リバー」とカタカナにすると目がチカチカしそうだし。外国の小説を訳すというのは、本当に難しいものだ。 外国の小説を日本語訳で読むことの限界を、この短編集でも、ところどころ感じてしまうのは、私だけ? ヘミングウエイは乾いた力強い文で知られているが、これらの短編に、すでにそれは伺い知られる(と批評家は書いているが、しろうとの私でもそう感じる)。それは、日本語訳でも十分感じ取れると思う。 これらの短編は、「陽はまた昇る」の有名作品を世に出す前、1920年代のパリでの無名時代に 書かれたものだそうだ。 ヘミングウエイがキーウエストに住んでいたことは超有名だが、若い時に北ミシガンで夏を過ごしていたことはほんと、あまり知られてないね! 彼は北ミシガンが相当好きで、後年、北ミシガンの晴れた日の抜けるように青い空を懐かしがっていたそうである。 「Summer People」という短編には、「シャルルボア(Charlevoix)」の地名も出てくる。Petoskeyで夏一緒に遊んだ若い男女達がモデルとなっているそうだ(この短編は、日本語訳の本には入っていない)。 ミシガンに住むことになった貴方、ミシガンを訪れる機会に恵まれた貴方、ぜひ、ヘミングウエイの短編を読んでみて。1910〜20年代の北ミシガンと今の北ミシガンって、ほとんど変わっていないんじゃないかと思えてさえ来ます。 ヘミングウエイ行き着けの駄菓子屋さん(Horton General Store@Petoskey, … Continue reading