ミシガンワイン – レモンクリークワイナリー  Lemon Creek Winery @Lake Michigan Shore Wine Trail

 

Lake Michigan Shore Wine Trail 探訪の第5弾です。

レモンクリークワイナリー (Lemon Creek Winery)。

I-94を走ってミシガン南西部を通ると、何カ所かで、I-94からレモンクリークワイナリーの大きなビルボードが見える。

そのビルボードを見るたびに、一度行ってみたいなと思っていたのだが、名前が不可思議でしょうがなかった。

どうしてワイナリーの名前に「レモン」がつくんだろう、ワインとレモンは不釣り合いではないか、それも冷涼なミシガンに、レモン云々の名前をつけるなんて変だ、などとアホなことを考えていた。レモンという名字の一家が始めたワイナリーだったのだ。

そういえば、昔、ジャックレモンという俳優がいたではないか!(若い方々、知ってるかな?)

私はマックブックの愛用者。iPhotoのeffectで遊んでみる。

映画に出てくる昔のアメリカのようだ。

レモン一家がここ、ミシガン南西部の ベリエンスプリング(Berrien Springs)に定着したのは1834年のこと。当初は製材所を小川(creek) で営んでいたため、その川は「Lemon’s Creek」と呼ばれるようになった。時代は移り、道路がその川に平行して引かれ、「Lemon Creek Road」という名前が付けられた、といことだそうである。

このワイナリーの場所を見つけるのに、苦労した。GPSを使ったのに、である。

GPSでは「ここだ」と言っているのに、それらしきものが見当たらない。おかしいな、と引き返して、入口らしき道で右折する。すると、誰かのブドウ園の中のあぜ道に入り込む。奥へ奥へと進んでみるが、その先にワイナリーがあるとは思えない。

メキシコ人が2人、農作業の車に乗ってブドウ畑で何かの作業をしていたが、闖入者の我々の車には、全く関心を払わない。

この経験全てに私は仰天したが、亭主によると、時々、人が勝手に誰かの畑の中の小道に入ってきてドライブをすることは、アメリカではそんなに珍しいことではないそうだ(ひえ〜、何という国)。

どうもここではないらしい。何とか脱出し、元のLemon Creek Roadに戻る。

あと2度ほど往復しただろうか。まだ、見つからない。

「今度見つからなかったら、あきらめて、別のワイナリーに行こう」と最後のトライをしたら、あった! サインが。やっと発見した。。。道路を隔てて反対側に立っていて、建物が奥に引っ込んでいるので、気づかず通り過ごしたらしい。

遂に、辿り着く。

やれやれ、やっと見つけたわい。。。

ここにもブルーのワイントレイルのサインが。

各ワイナリーに番号が付けられており、ここはワイントレイルの第7番。

もう150年以上前から、同じ一族が代々経営している、と書いてある。

アメリカは、特にこのあたりは、19世紀以前は何もなかったも同然だから、150年前ともなると、貴重な「歴史遺産」のようになる。「Michigan Historical Commission」というミシガンの歴史についての委員会があるようだが、そこのお墨付きのようだ。

中に入る。

我々のすぐ後に、年配の女性2人組が到着。

ホストは、30代前半位の女性。まだ経験をあまり積んでいない感じで、少々自信に欠けていたが、一生懸命頑張っていた。敢闘賞。

自社、じゃなかった、自ワイナリーの名前、ロゴと、短い詩がグラスに印刷してある。

「When your name is on it, your heart is in it.」

このワイナリーの誰かが詠んだ一句か?

メニュー。ちょっとブレてしまったが、ここのワイナリーは、他のワイナリーよりずばぬけてワインの種類が豊富。

コンテストで受賞したものも多い。

ここのワイナリーのワインは、100%自家製ブドウで作っている。

自分でブドウ畑は持っていてもそれでは足りないので他のブドウ栽培農家からもブドウを仕入れて混合してワインを作っているところも多いが、ここは、100%自前。

このワイナリーが所有する土地の面積が200エーカーほど。そのうち150エーカーがワイン用ブドウの栽培畑(残りは果樹園)。アメフトのスタジアムが1エーカー強だから、それの150倍。大規模のブドウ畑であることが想像できるだろう!

だから、他からブドウを買い付ける必要がないということだ。まさに、エステートワイン(estate wine) 也!

5品目の試飲で5ドル(だったと思う)のプランを注文。そんなに量は多くないのに、5品目全部飲み終わる頃には、結構、酔いが回る。

しばらくして、さらに、もう1組、中年の夫婦(右)が入ってくる。

年取ったお客ばかりだ(平均年齢、50才以上?(笑))

金曜日の昼下がりだったせいもあるだろう。

ワイナリーの飼い犬なのか、ふいとヨタヨタ現れ、入口の傍で人目構わず、人の出入りに構わず、お昼寝を始める。zzzzzz

お土産コーナー。

ニンニクのみじん切り入りの自家製サラダドレッシングを1本購入。1本8ドルと高かったが、生のニンニクが入っていて非常に美味しかった。

お土産に、試飲に使ったワイングラスを包んでくれる。

この2本を購入。

今回のワイナリー探訪で4カ所のワイナリーを回ったのだが、ここのワインを一番気に入った。

春〜秋、様々なイベントがここで催されるようだ。

ワイナリーへの入口から撮影。ワイン試飲の建物は、かなり奥にある。

Farm Marketも同じ敷地内でやっている。

今回は立ち寄らなかったが、夏〜秋は、サクランボ、プラム、ラズベリー、桃、ブルーベリー、リンゴ、ブドウ、アンズ等が売られるとのこと。

今年(2012) は3月に真夏のような異常な高気温の日が2週間も続いたので、サクランボやモモ、ナシが3月に時期尚早に開花してしまい、続く4月の寒気でひどい打撃を受けたそうだ。ミシガン州知事(スナイダー知事)が連邦政府に救済措置を申請した程ひどいもので、今年は、ミシガンの果物はほとんど望めそうにない。

このワイナリーは果樹園もあるが、ここも打撃がひどかったのだろうか? (そのことは、ワイン試飲で酩酊していたため、聞かずじまい)ただ、ブドウは、3月の高温にだまされることなく開花しなかったので、打撃を受けなかったそうだ。

道路 (Lemon Creek Rd) の反対側からワイナリーへの入口を見る。

試飲の建物は殆ど見えない。どうりで、何度も見落とすわけだ。

田舎道では、ノロノロ走ってると、デカいトラックがイライラした様子で、いつの間にかすぐ後ろにピタッとくっついていたりすることがよくあるので、飛ばさないわけに行かない(あなたもそんな経験ないですか?)。そうすると、ますます見落としやすい。

ここ、ほんと、サイン(目印)を改善してほしいです。

でも、とてもいいワイナリーだと思う。

広大なブドウ畑を持っていて豊富な種類のワインを作っている、余裕を感じられるワイナリーだと思う。

このワイナリーのウエブサイト:  http://www.lemoncreekwinery.com/

ブドウ畑が延々と続くものすごい田舎にある。

試飲ルーム(tasting room) が、グランドヘイブン(Grand Haven) というミシガン湖のビーチタウンに1カ所ある。

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ワイナリー訪問のワンポイントアドバイス:

もしあなたが、英会話に自信がないなら、英語で米国人とフレンドリーにお話できる人を一人連れて行くのが良いです。ブロークン英語でもいい、笑顔で米国人とおしゃべりできる人を。

このワインはおいしい、どうのこうの、と軽い調子でカウンターの人とお話をしながら試飲をするのです。黙りこくっていてはよくない。

その点、数人のグループで行けば、気が楽だろう。グループのメンバーどうしでおしゃべりをしながら、英語のできる人にカウンターの人と時々おしゃべりをさせれば、間が持つ。

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これまに訪ねたLake Michigan Shore Wine Trailのワイナリー:

テイバーヒル(Tabor Hill Winery & Restaurant)

ドメインベリエン(Domaine Berrien Cellars)

フリーラン(Free Run Cellars)

コンテッサ(Contessa Wine Cellars)

カルマビスタ(Karma Vista Vineyards & Winery)

ワーナー(Warner Vineyards)

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Tabor Hill ワイナリーのレストラン Winery Restaurant @Lake Michigan Shore Wine Trail

 

Tabor Hillワイン。

もう随分昔から、そこいらのスーパーのどこでも売られていて、あんなの安物のまずいワイン、とばかり思っていた。

実際試しに買ってみて、おいしくなかったからなのだが、考えてみれば、一番安いものを買ったからで、もっと高い値段のを試してみれば、違う印象を持っていたのかもしれない。

写真(上)の青いグラスが、Tabor Hilのトレードマークのようなもの。ミシガン南西部の観光パンフレットには、よく、この青いグラスの写真入りでワイナリーや試飲カウンター(tasting room) のPRが出ている。

この青いグラスに惹かれて、一度、訪ねてみてもいいな、と思っていた。


が、ワイナリーにレストランがあることは知らなかった。

カリフォルニアのナパバレー (Napa Valley) では、 いろんなワイナリーにレストランがあって、そこのワイナリーのワインを味わいながらおいしい食事ができるそうだ。

私はまだ、ナパバレーに行ったことがないけど、近場のミシガン南西部のブキャナン (Buchanan) という所で、同じことを経験できた!

ブドウ畑が延々と続く、インデイアナ州境に近いかなりの田舎をしばらく走る。

本当にこんな所にレストランがあるの? と思うような所に、Tabor Hillのサインが忽然と現れる。

小高い丘の上にレストランが。食事を終えたお客達が出て来るところだ。

たくさんの車が停まっていて、びっくりする。

ここに来るまでの田舎道には、車の1台も見かけなかったのに!

入口

ここにもワイントレイルの青いサインが。

ミシガン湖畔ワイントレイル (Lake Michigan Shore Wine Trail) に属しているワイナリーには、必ずこの青いサインが立てられている。

ミシガンにはワイントレイルがいくつかあるが、この辺一帯にはそのひとつ、Lake Michigan Shore Wine Trailがあり、12ものワイナリーが参加している。Tabor Hillもそのひとつで、ミシガンのワインメーカーの中では最大手のひとつだろう。

イリノイのナンバープレートが多い。この地域が、シカゴ近郊人の週末の遊び場であることが分かる。

Oakの樽が外に並んでいる。この中にワインがほんとに入ってるのかな?  (^^)

観光者への見せ物、という感じではなさそうだ。

いよいよレストランの建物の中に入る。

右手にバーのカウンターがある所を通される。奥のつきあたりがレストラン。

左手にはテラス (terrace) が。

この日は4月の肌寒い曇りの日だったので、パラソルも閉じたまま。

ブドウの葉が生い茂った夏は、このテラスでぶどう畑を眺めながらの食事は、さぞかし楽しいことだろう。

いよいよ、奥座敷のレストラン。

ここでもブドウ畑を眺めつつ食事ができるよう、設計してある。

お隣のテーブルは、女性6人くらいのグループ。中には、おしゃれなドレスや帽子で着飾った女性がいて、女どうし、週末の小旅行か。欧米人はカップル文化というが、同性どうしのグループで楽しそうなのも結構見かける。

ドライリースリング(dry Riesling) を勧められ注文。

もちろん、Tabor Hillのワイン。

私はペカンをまぶして揚げたラズベリーソースのチキン+サツマイモ(sweet potato)とズッキーニ (zucchini)の角切りソテーの付け合わせを頼む。美味しい。しっかり訓練を受けたシェフがいることが推測できる味 🙂

亭主はグリッツ (Grits) という南部料理を頼む。 亭主はグルーテンアレルギー(gluten alergy) の持病を持つ。グルーテンフリー (gluten free) のメニューが置いてあり、亭主は狂喜する(最近米国ではグルーテンアレルギーと診断される人が増え、グルーテンの入っていない料理が流行り出しているのだ)。しかし、グリッツ (Grits) とはなんぞや? そんなことも知らないの、と笑うなかれ。ちょっと試食させてもらう。美味しい。

ワインは、どうせTabor Hillだからと期待しなかったのだが、驚いた事に、美味しかった。

ドライリースリングが自分の好みであることは、今回、初めて気づいたこと。

ウエイトレスさんに勧められたのだが、勧められた通りにすると、時々とても良い発見をすること有。

ミシガンのリースリングワインは美味しいと思う。きっと気候的に合っているのだろう。

お土産コーナー

チョコキャンデイも売っている。

ワイン飲めない人へのお土産にいいかも。

左側がワイン試飲カウンター (tasting room)。

人だかりで一杯。4月の肌寒い日ながら、熱気がムンムン。

この2本を買って家に持って帰る。

うーん、このラベルがどうも。。。いかにも近所のスーパーで売ってますという雰囲気で。。。安っぽい。。。もちょっと高級感のあるデザインにしたくないのだろうか?

アメリカ人には受けがいいのかな(うちの亭主は安っぽいとけなすが)。

でも、味は良いと思う。

要するに大事なのは中身? それとも、この素人っぽいデザインがかえって魅力か。それとも、一度定着したイメージだから変えない方がよい、という経営決断からなのか?

食事、買い物を済ませ、外を散策。ブドウ畑からレストランを見たところ。

道に出ると、また、にわかに深い田舎。こんな感じの田舎道を延々と走って、このレストランに辿り着くのだが、お客で賑わっていることなど、道路からは想像もつかない。

夏にもういちど行きたいと思うのだが、夏の週末は、2週間前から予約満員御礼なのだそうだ! ただし、それはデイナーのことらしい。ランチなら大丈夫ではないか?と思うが、保証はできません(今回我々が訪ねた日も、まだ4月だというのにデイナーは予約完売。ランチだから、何とか席にありつけた、という様であった)。

シカゴ近郊からは2時間ほどで着く。ワイナリーツアーは週末観光(weekend getaway)にもってこいだ。

デトロイト近郊からは、もうちょっと遠いが(3時間以上)、夏はミシガン湖ビーチと組み合わせれば、立派な週末観光となる。

この辺は、大変な田園地帯。ブドウ畑や果樹園がどこまでも続く。

ミシガン南西部が大農業地帯であること、デトロイトの自動車産業のイメージのミシガン南東部とかなり違うことを実感できる。

ただ、あまりに田舎なので、ここをドライブするのには、正直、少々勇気がいる。東洋人の自分は特にそうだ。ちょっと自意識過剰かもしれないが、無神経よりは少々心配するくらいの方がいいだろうと思う(考えてみれば、米国人女性だって、ひとりで深い田舎を運転するのは少し勇気が要るだろう)。米国人の亭主でさえ、深い田舎に入り込むのは、ちょっとナーバスに感じると言う。

あなたが女性なら、数人のグループで行くことを、または夫婦で行くことを、おススメしたい。

または、リムジンで送迎してくれるワイナリーツアーに参加するのもよいだろう。

または、こんなに深部まで入らなくても、もっと街中に試飲のお店 (tasting room) がいくつかあるので、そこを訪ねるのも良いだろう。

(試飲のお店は Saugatuck, Benton Harbor, Bridgman の3カ所にある)

しかし、いったんワイナリーのレストランに入ると、そこは都会的な空間だ。自分がガイジンであることも忘れてしまう。レストランのスタッフは、とてもフレンドリー。日本人に慣れているらしい 🙂  ワープール (Whirpool) という家電製品会社の本社がこの近くにあって、そこが日本からの出張者やゲストをよく連れて来るそうなのだ。

いやとにかく、週末に行ける近場に良いワイントレイルがあって、我々は恵まれています!!

写真(上)は、Lake Michigan Shore Wine Trailのパンフレットから。3番がTabor hill ワイナリーレストラン。3A (Benton Harbor)、3B (Bridgman)、3C (Saugatuck)が、試飲のお店。試飲のお店がもっと行きやすい街中に配置されていることが分かる。

このワイナリーレストランのサイト:http://www.taborhill.com

飲食だけでなく、ブドウ畑の徒歩ツアーもあるそうだ。

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Lake Michigan Shore Wine Trail シリーズは、まだまだ続きます。

これまで回った他のワイナリーについては、次の記事をどうぞ。

カルマビスタ ワイナリー (Karma Vista Winery @Coloma, Michigan)

コンテッサ ワイナリー(Contessa Winery @Coloma, Michigan)

ワーナーワイナリー(Warner Winery @Paw Paw, Michigan)

ドメインベリエン(Domaine Berrien Cellars)

フリーラン(Free Run Cellars)

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ソーガタックの豪華客船、SS Keewatin号 が去ってしまった SS Keewatin, the Last Edwardian Era Steamship, Left Saugatuck


以前に、ソーガタックはミシガンのケープコッドだ でご紹介したが、ソーガタックの外れ(正確にはソーガタックの隣町ダグラス(Douglas))のカラマズー川(Kalamazoo River)に展示されていた20世紀前半の巨大な客船、SS Keewatin号が、カナダのオンタリオに移ってしまった。

In my post, Saugatuck is Michigan’s Cap Cod (in Japanese only), I have a few photos of the big ship, SS Keewatin. The ship was on display for a long time in Douglas, Saugatuck’s next door town.  If you have been to Saugatuck, did you go see SS Keewatin?  If you did not, you missed a chance.  The ship is gone back to Ontario, Canada.

出港したのは2012年5月31日。

私は自分で見たわけではないのだが。

カナダはオンタリオのPort McNicollという所に向けて、北ミシガンのマッキノー(Mackinac) を通過して行った。Port McNicollという所が、元々の本拠地だったんだそうだ。

I did not see the departure myself, but I got an e-newsletter from Saugatuck that the ship departed Saugatuck on May 31, 2012, for Port McNicoll in Ontario, Canada via Mackinac strait. Port McNicoll was its original home port for SS Keewatin.  The ship was in Saugatuck, Michigan for 45 years!

タイタニック号のような巨大な豪華蒸気客船が世を席巻していた時代に作られたこの船は、築104年。ソーガタックには45年間も展示されていたらしい。

オンタリオのPort McNicollという所では、完全修復後に、海洋博物館となるそうだ。

SS Keewatin was built 104 years ago, when gigantic luxury passenger steamships like Titanic were popular. SS Keewatin will be completely renovated in Ontario and will become a maritime museum there.

ソーガタックでも博物館だったみたいだから(写真上)、こんなことなら、一度、中に入って見ておけばよかった!

It was already a museum ship in Saugatuck (photo above). I should have been inside the ship if I had known it would be gone a few years later.  When we went to Saugatuck for a weekend getaway, we stopped over there, but did not bother to pay to go inside the ship.

このサインもなくなるわけだ。

There will be no more of this sign…

英国のエドワード8世統治時代(1901-1914)(日本の明治末期〜大正時代)、豪華客船が英国、欧州で流行り、裕福な階級の人々は豪華船で世界中を旅行していたのだが、SS Keewatin号はその時代の船のひとつ。

余談:私の亭主の祖母と曾祖父は裕福で、やはり豪華客船に乗って世界1周旅行に出かけたのだが、ハワイ停泊の時に第1次大戦が勃発(1914年)、旅行をとりやめて戻ってきたのだそうだ

— ところで何故か、曾祖父と祖母の富は私の亭主まで伝わっていない  : (

SS Keewatin号は、1907年にスコットランドの船舶会社が建造したもので、1966年まで、Port McNicollという所とPort Arther / Fort William という所(どちらもカナダのオンタリオの港)の間を、つまり、ヒューロン湖とスペリオル湖を客船+貨物船として往復就航していたのだそうだ。

(出典:Google Map)

印A がPort McNicoll、 印 1が Port Arthur / Fort William.

ヒューロン湖とスペリオル湖を往復する客船があったとは!

カナダで活躍していた船がどうしてミシガンの小さなリゾートタウンにあったかというと—

就航時代はそのPort McNicollという所が本拠地だったのだが、1966年のリタイア後、ダグラスの地元の夫婦が個人ローンで船を買い取り(一体いくらお金を借りたのだろう?)、修復して一般人公開にしたお陰で、この船は解体を免れたというわけだ。

エドワード時代には数千もの豪華客船があったらしいのだが、今やそれも、つわ者どもが夢のあと、このSS Keewatin号は、エドワード時代の豪華客船で世界にまだ現存する唯一のものなんだそうだ。

そんな、歴史的に重要な船が、ソーガタックにひっそりとあったなんて!

これが日本だったら、映画「タイタニック」と関連づけて、観光PRを盛んに行っただろうに。西ミシガンは、商売っ気があまりないのだろうか??

タイタニックでおなじみの、エドワード時代の豪華客船の最後のものだったと知った時は、すでにもう遅し。せっかく近場のミシガンにあったのに、いなくなってしまったのは、ちょっとサビシいことである。

When England was under the reign of King Edward VIII from 1901 to 1914, it was popular among the wealthy people to travel by huge luxury passenger steamships.  SS Keewatin was one them built during the Edward era.

My husband’s late grandmother and great-grandfather were wealthy and went on a worldwide trip by a luxury ocean liner. When their ship stopped at Hawaii (in 1914) , the WWI broke out. They had to give up their trip and come home.

(And alas, where did their wealth go?   I don’t see any evidence of the wealth passed down to my husband… 😦

S.S. Keewatin was built in 1907 by a shipbuilding company in Scotland, and ran between Port Arthur / Fort William (in northern Ontario, Canada) and port McNicoll (also in Ontario) for almost 60 years.

I never knew that ships were going back and forth through Lake Huron and Lake Superior, carrying passengers and freights.

And I never imagined one of the ships was quietly sitting in Western Michigan.

If Michigan had done more tourism promotion, more people (including me) would have wanted to come see the ship. My home country, Japan, certainly would have done a lot of PR trying to relate the ship to the Hollywood movie, Titanic (Japanese are very commerically-oriented, I think).  Maybe they would have overdone it (they tend to overdo commercialization). I would not like too much PR, but I feel Michigan could have done a little more promotion…

When the ship was retired in 1966, a local couple in Douglas, Michigan, took a personal loan and bought the ship (how much money in the world did they borrow?). They restored it and opened it to the public for paid tours.  So, the ship was saved by the couple from being scrapped.

The Edwardian era passenger steamship which would have reminded us of Titanic is no longer in western Michigan…I will miss SS Keewatin.  You will, too?

関連記事のリンクはこちら(英語):

One of the articles about the departure of SS Keewatin:

http://www.saugatuck.com/Keewatin_skycam.asp

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華麗なるカイトサーフィン @ミシガン湖 Kitesurfing @Lake Michigan

For English, please click here.

風が強く波が荒い日、ミシガン湖は格好のサーフィンの地となる。

え? 湖でサーフィン?

そう。サーフィンはカリフォルニアやハワイだけのものと思ってはいけない。

実は、東海岸のノースカロライナやフロリダ、果てはもっと北部、ニューイングランドの水の冷たい海岸でも行われているのだが、五大湖のミシガン湖でも流行っているのだ。

というより、流行り始めている。まだ少数だが、10年後にはきっとメジャーになるに違いない、と私は見ている。

サーフィンをしている人がひとり。

4月下旬、風の強い日にミシガン湖のビーチタウン、セントジョゼフ(St. Joseph) に行った。この写真はSt. Joseph のシルバービーチ(Silver Beach)。

先ほどのサーファーが左側に、しばしたたずむ。

風は、だいたい、西側、つまりシカゴ、ウイスコンシン方面から吹いてくる。だから、ミシガン側のビーチは、格好のサーフィンの場所となるのだ。

あまりに風が強くて寒いので、たまらず車の中に入って眺める。

サーファーたちはウエットスーツを着ているから寒くない。

と、遠く水平線の上に、何やら飛行物体が。

凧(kite)だ。誰かが凧をあげている?

ただタコを飛ばしているだけではなさそう。ウエットスーツを着ている人が3人ほど。

カイトサーファー (kitesurfer)だ。

わおおー、サーファーが空中に飛んだ!

これがカイトサーフィン(kitesurfing)

サーフボードと凧を組み合わせて使う。スケートボードのようなボードに乗っかってタコを操縦しながら波の上をサーフィンのように滑ったり、時にはこの写真のように空中高く舞い上がる。

タコというと、私は、写真(右)のような日本のタコのイメージしか持っていなかったのだが、こういう形のタコが水上スポーツに使われていることを近年やっと知って、ちょっとカルチャーショック(笑)(中年のオバさんだから、しょうがない。。)

ウイキペデイアによれば、

カイトサーフィンとは、サーフィンとウィンドサーフィン (windsurfing)パラグライデイング (paragliding)ウエイクボーデイング (wakeboarding)、体操競技 (gymnastics)を組み合わせたような水上スポーツだ。

このカイトサーファー達は、かなりの熟練者と見え、とても上手だった。

随分長い間続けていた。それをずっと見ている方も見ている方だ。踊る阿呆に見る阿呆。

夕方7時過ぎだったが、この日は風が強く、絶好のカイトサーフィン日和だと判断したのだろう、仕事帰りに駆けつけて来たのに違いない。数人いたので、同好会だったのかも。

もっと被写体を大きく撮りたい、パワフルな望遠レンズが欲しいな、としみじみ思った。

カイトサーフィンがいつ始まったのか、やはりカリフォルニアで生まれたのかと思ったら、生まれは欧州のようだ。こういう新規の遊びは必ずと言っていいほどカリフォルニアで生まれるものだが。

かなり激しいスピードで水上を滑る。しかも水上には車線のようなものは一切ないので、お互いに衝突したりボートにぶつかったりしないものだろうか? 「extreme sports」のジャンルに入るようで、毎年、負傷者、死亡者は出ているようだ。

それでも人気は上昇の一方で、愛好者人口は2006年時点ですでに世界で21万人だったそうだから、今は、もっと膨れ上がっているに違いない。

 ミシガン湖のシカゴ側、ミシガン側の両サイドでも愛好者が増えているそうだ。

日本でも広まりつつある。千葉県や鹿児島などで。アメリカで生まれたスポーツは、必ず日本に広がる。

あなたも試してみたいなら、次のようなギアを買い集めねば。

  • 空気を入れて膨らませるインフレータブル (inflatable) のカイト(kitesurfing traction kite)
  • ボード(kitesurf board)
  • コントロールバー(kite control device (bar and lines)
  • ハーネス(harness)
  • ウエットスーツ、ライフジャケット、ヘルメット

グーグルで見つけたギアについての説明がある日本語のサイトのひとつ

ミシガン湖(シカゴ地域)でのカイトサーフィンに興味のある方には、次のようなサイトもあります(英語だけど):

http://www.chicagokitesurfing.com/

「extreme sports」のジャンルに入っている位だから、認定を受けたしっかりしたインストラクターについてレッスンを数週間みっちり受けた方が良い。なまはんかなスキルでやると、大変危険だそうである。

カイトサーフィンなんてとんでも!という方には、ボデイサーフィンや、Stand Up Paddle (SUP)というものがいいかもしれない。SUPは最近かなり人気が出て来ている。SUPについての投稿はまた後ほど(^^).

最後に、

もっとカイトサーフィンのイメージや動画を見てみたい方は、次のリンクをどうぞ:

Kitesurfing (イメージ) 

Kitesurfing (動画)

下のグーグルマップの赤マークがセントジョセフ(St. Joseph)。シカゴの対岸にあたる。

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フェリーでミシガン湖を横断 いざミルウオーキーへ   Crossing Lake Michigan by Ferry – to Milwaukee

For English, please click here!

ミシガン湖をフェリーが就航してるって、知ってるかな?

私は知らなかった。

一度、Lake Michiganを横断してみようと、昨年8月、亭主とフェリーに乗った。そのことを書こう書こうと思っているうちに、もう翌年の春になってしまった!

昔からフェリーは好きだった。

日本でも北海道―新潟や、富山―輪島、いちどは横浜からシベリアのハバロフスクまでフェリーで行ったこともある(五木寛之のマネ — 日本海を横断したのだが、そのちょっと前に、近いところで北朝鮮の日本人拉致が起きていたとは、知る由もなく)。

ミルウオーキーとマスキゴン間を就航するフェリー(上は、ミルウオーキー発の便がマスキゴンに着いたところ)

ミシガン州西部の町マスキゴン(Muskegon) とウイスコンシン州ミルウオーキー (Milwaukee) をつなぐミシガン湖横断高速フェリーが、もう9年も前から就航しているのだ。

’11年8月初旬、Muskegonからこのフェリーに乗ってミルウオーキーまで行ってきた。もう、良すぎたので、貴方とシェアせずにはいられない!

                   (出典:グーグルマップ)

約2時間半で、あの大きなミシガン湖を横断する

といっても、ミシガン湖は縦長なので、横に渡るにはたったの2時間半で済むということだ。

そして、船が新型のエンジンなのか、めちゃ高速。

ホーバークラフトではないのだが、それを思い出させるようなスピードだ。

フェリー会社のウエブサイトを見ると、「最先端のコンピュータコントロールシステム、レーダーを搭載、デトロイトデイーゼルエンジン4000を4つ搭載(the boat is equipped with state-of-the-art computerized control system and radar, 4 MTU Detroit Diesel 4000 engines, etc.)」とある。私は技術系ではないのでさっぱり分からないが、何やらかなりハイテクのフェリーである印象を受けるのは確か。

さて、私達はミシガン南東部に住んでいるので、まず、マスキゴンまで車で3時間のドライブ。これは結構遠い。

フェリー乗り場はマスキゴン市内にある。

Lake Shore Driveという名の道路沿いに立つ「Lake Express」のサイン

サインは意外と小さく、うっかりしてると見過ごしてしまうので要注意。

サインのところで入り、少し走ると駐車場が見えてくる。

駐車場は大きくないので、もし満杯の場合、上の写真の砂利道の道ばたに車を止めることになるそうだ。だから、出発時刻よりかなり早めに着くようにすることをおススメしたい。

駐車料金を払う機械

入り口の外に係員たちが立っている。ここで荷物のチェックイン。

まるで飛行機のように、船内に持ち込める荷物(carry-on) は、座席の下に置けるサイズのものプラス、ハンドバッグまたはバックパック、など1人2個までと制限されている。大きなものはチェックインしないといけない。ただし、車ごとフェリーに乗る場合は、自分の車にぎっしり荷物を積んだままでオーケー。

ただ、空港のようなセキュリティチェックはしない。 テロの心配は今のとこ、ないということか。

上の写真では見えにくいが、入口のチェックインのところに大きなワゴンが停車してあり、そのワゴンにチェックインした荷物が載せられ、船内(客室とは別のところ)に運び込まれる。

建物内に入ると、すぐフロントデスク

待合室

ミシガンとミルウオーキーの時間が。ミシガンは東部時間(EST)、ミルウオーキーは中部時間(CST)だから、1時間の時差がある。なんか飛行機に搭乗するような気分。

待合室の外のベンチでしばらく待っていると、来たっ! ミルウオーキーから帰ってきたフェリー(中央の白い船)

興奮してフェリーを見に駆けつける人も。

写真を撮る人がかなり多い。

中西部のアメリカ人にとっては、フェリーはかなり珍しいことだろう。

ミルウオーキーからのお客が全て下船するのを辛抱強く待つ。

いよいよ、まず車が乗船開始。オートバイも多い。

そして、車なしで乗るお客の乗船が始まる。

そわそわと、しかし静かに列を作って待つ人たち。アメリカ人は、譲り合ったり、列に並んで辛抱強く待ったり、「失礼」とすぐ謝ったり、公共の場で結構お行儀がいいなと、私はよく感心するのだ。

船内

中央に家族やグループ向けのテーブル席が。

カフェテリアがある。サンドイッチ、ピザ、ホットドッグ、サラダ等が売られていた。

両サイドに、3人がけの席。私と夫はここに座る。carry-onのバッグを座席の下のスペースに置く。

冷房がキツイので、ジャケットを持って行くことをお勧めする。

出発!

窓から。湾のように見えるが、実は湖だ。Muskegon Lakeという。でも、まるで湾のようなので、ここでは湾と呼ぶ事にしよう。湾の周囲に公園やビーチが広がる。

長いながーい回廊のような水路を通って行く。フェリーの発着地が 奥座敷のような湾内にあることを、よく感じさせられる。

湾が遠く小さくなって行く。左に、Muskegon State Park が水路に沿ってずっと続いているのが見える。

フェリーの後ろから、ボートがついてくる。缶ビール片手に夏の週末を楽しむグループが乗っていた(楽しそう!)。

いよいよ、出口にさしかかる。

さあ、もうすぐ外洋に出る! おっと、これは海ではなかった。。。

大海原にこれから出て行くような気分。

外に出た! ここまで来るのに、すでにかなり長い航海であった。

さらば、マスキゴン。すぐ戻ってくるからね   ^^/~

船後部の外にイスが並べてある。

フェリーの速度が上がってくると、風が強くなって外にいるのが段々ツラくなってくるが、このお客さんたちは、目的地のミルウオーキーまで、ずっとここに座って平気で談笑していた。「風ニモマケズ」!

船の前部にもベンチが。

船の速度が上がって風が強くなると、ほとんどの人は船内に入って行った。

船首。

これが、フェリー会社が自慢している最新ハイテクのレーダー?

船内で、売店で買ったピーナッツをかじりつつボーッと過ごす。

水と空の他に何も見えない風景が1時間半ほど。すると、船窓から、遠方にミルウオーキーのビル群が見えて来たっ!

急いで船首に出る。

みな興奮気味。

だんだん、ビルが大きく見えてくる。

これから、防波堤の中に入ってゆく。

防波堤の入口がやけに狭い。

間違えて防波堤にガーンとぶつけないかと少々ハラハラしたが、問題なく通過。

ヨットハーバーがここにも。

ウイスコンシン州とミシガン州の両サイドで、人々はミシガン湖の夏を満喫している。

コーストガードが!

かーっこいいな〜

ドック

フェリー客のための駐車場。

客の入りはいいようだ。

乗船客が列を待って並んでいる。

もう夕方なのだが、フェリーはこれからもうひと仕事待っている。マスキゴンまで、湖をもう1回横断だ。

車の下船のためのドッキングが始まる。

まず車が全部下りてから、人の番。

カヤックをてっぺんに載っけた車が降りてゆく。ミシガンはカヤック等のアウトドアスポーツにとても適した所。ミシガンで遊んで来た帰りかな。

写真には写っていないが、オートバイがやけに多かった。ミルウオーキーは、世界で唯一のハーレーデイビッドソン(Harely Davidson)博物館があるところだから、 ミルウオーキーはオートバイ愛好者にとって巡礼地のような所なのかも?

Baggage Claimのフェリー版ともいうべきか、

下船後、チェックインしていた荷物が、ワゴンで運ばれてくる。

(乗船の際、船内への持ち込みにはバッグ1点しか認められず、後はチェックインしなければいけない。飛行機とそっくりだが、チェックインの料金を取らないところが、違うところ!)

ミルウオーキーで2泊して遊んだ。

そして、帰りの便 —-

また、防波堤の狭い門を上手に通過して、外洋、じゃなかた、(外洋のような)ミシガン湖に出る。

しばらく、四方、陸が全く見えない、まるで大海のど真ん中にいるよう。これが、ほんとに湖か!! この水が全て淡水であるというのが、すごいと思う。

1万年前に氷河が解けてできた湖。そのスケールの大きさはいかばかりであったことか。思いは1万年前に馳せる。。。。

と、おもしろいものを船窓から発見。

タンカーのような(??)船だ!

ちょうど、湖のど真ん中あたりのところだった。

何をしていたのだろう?

あたかも、広い海のど真ん中に停泊して作業をしているような光景。

フェリーは、この船のかなり傍を通って行った。

ほんのちょっとだけ進路方向を誤るだけで、この船と衝突することもありうるかなあ。なんせフェリーはかなりの高速で走ってるし。。。この船とぶつかったら、まず我々のフェリーは沈没して、私たちは海、じゃなかった、湖に投げ出されることになったり。。。と、いらぬ想像がふくらみ、ひやっとした気持ちになる。(オバさんは、とかく心配性です)

そうこうするうちに、戻って来ました、ミシガンに。

2時間半の航海の殆どを、うちの配偶者は心地よさそうに席で眠っていた。一時はイビキがかなり大きくなりかけ、慌てて揺り起こすことに(前の席のご婦人方がクスクスと笑い)。。。それくらい、快適な船旅だった、ということです。

マスキゴンの湾に入ってゆく、運河のような通路に沿って、公園の散歩道が続く。散歩する人たちが、船に手を振ってくれる。

湾沿いにビーチがたくさん。

フェリーは、ビーチのかなり近距離を走る。海水浴、じゃなかった、湖水浴の人にぶつからないかと勝手に心配する(よく心配するなあ、私は)。誰も全然心配してないようだ。

ガイコツのマークの旗をつけたボートの人たちも、フェリーに手を振ってくれる。

Great Lakes Naval Memorial & Museumという名前の米海軍の記念館兼博物館らしい。潜水艦などが展示してあるそうだ。こういうのが、アメリカのあちこちにあるものだが、ここマスキゴンにもまたひとつ。子供を連れて行くのによい所のようだ。
フェリー旅行のついでに立ち寄るのも、良いかも。

マスキゴンは入り江に恵まれている、と言いたくなるが、これは、ミシガン湖から内陸に入り込んだもうひとつの湖。ミシガン湖は、嵐が来ると結構、海並みに荒れるものだが(1980年代のロバート・レッドフォード監督の映画「普通の人々(Ordinary People)」を見るとよく分かる)、この湖はそんな時でも、きっと静かで、ボートの停泊には持って来いの地形なのだろう。

だから、このフェリーの発着地に選ばれたのに違いない。

いやー、とてもよかった!  また乗ってみたいものだ。貴方もいかが?

しかし、決してお安くはない。

私は、フェリー会社のメーリングリストに載せてもらっていたので、(次のような)特別料金のお知らせEメールが5月頃来たのだった。

それで行くことにしたのだが、なぜか、特別料金はTELでの予約のみ受け付ける、というものだった。特別料金でも、往復で100ドル。それにFuel Surharge ($10)+α (何だったかよく覚えていない)が加算された。

車ごと乗船すると、もっと高くなる。

詳細は、次のサイトをどうぞ。

http://www.lake-express.com/

5月から10月一杯就航。

夏は1日に3往復便、春と秋は2往復。

ミシガン湖を横断するフェリーは、今のところ、これともうひとつS.S. Badgerというフェリーで、こちらはミシガン側のLudington (マスキゴンのもっと北にあり、砂丘キャンプ場で有名)とウイスコンシン側のManitowoc という所を結ぶルート、の2つのようだ。

セントジョセフについてのブログ、懐かしき回転木馬で紹介したが、昔19世紀~20世紀初頭には、セントジョゼフ~シカゴ間をフェリーが就航していたそうだ。

またその路線を復活できないのだろうか?

シカゴと結ぶフェリーができたら、私は喜んで乗りたい。

船でシカゴに入り、車なしでシカゴループ内の観光をして。。。お安くはないだろうが、なんとも旅心をくすぐる。

逆に、シカゴ人にとっても、シカゴからフェリーに乗って対岸のミシガンのビーチに遊びに行くというのは、なんとも魅力的な旅の図だろうと思う。

ともあれ –

こんなに大量のきれいな淡水をたたえた大きな湖は、貴重な財産だ! 世界中で水不足に悩む国、地域が多い中、五大湖地方は恵まれている! この貴重な大自然の財産を、ぜひ、大切にして行ってほしいものだ、と思う。

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すわ間一髪! 竜巻が隣町に来た (That was close! Tornado hit my neighboring town)

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仕事柄、2〜3月は年度末で忙しく、このブログを不在にしてました。。。というのは言い訳で、もうひとつのブログ「私のふるさと九州」の方にかかりきりになっていただけ。と、気がついたらもう3月半ば。そろそろ春の気配がしてきたので、また、ミシガンのことを書きたくなってくる。と、次の投稿をそろそろ書き始めたところに。。。

3月15日、大変なことが起きた!

Dexter という隣町に竜巻が来たのだ。

夕方5時半頃に発生、13戸の家が倒壊、100件以上の家が大きな被害を被った。

幸い、死亡者も負傷者もゼロ。これはスゴイ!(良かったです)。

ほんの数分違っていれば、私の住むアナーバーをヒット、自分の家もやられていたかもしれない。そう思うと、いつも、半分ボーッと見ている、米国南部の竜巻被害のニュースが、にわかに現実味を帯びて感じられてくる。

家を失った人たちはシェルターに宿泊、赤十字社も救援に乗り出したそうだ。

全米のニュースにもなった。

http://www.cbsnews.com/8301-201_162-57398576/tornado-slams-michigan-homes-spares-lives/

AnnArbor.comというローカルニュースのリンク:

http://annarbor.com/news/dexter/no-deaths-serious-injuries-reported-so-far-from-tornado/?cmpid=NL_DH_mainphoto

ミシガンは、自然災害の少ない州である。

あんまり面白い地方ではないが、これは、この地方の良いところだ。

ハリケーンも地震もないし、洪水も滅多にない。竜巻は、春〜夏に発生することはするが、オクラホマやカンザスのような南部に比べれば、まるで赤ちゃんのようなものだ。

毎年、1〜2回くらいは竜巻警報のサイレンが鳴るものだが、いつも何事もなく終わり、それに慣れてしまって、サイレンが鳴っても地下室に逃げることもしなくなっていた(地下室があれば、サイレンが止むまでそこに逃げることになっている)。

反省反省。もっとサイレンをシリアスに受け止めなくてはいけない。

そして、大事なものを地下室に持って逃げた方がよいかも、モノによっては常に地下室に置いておくべきかも、と考えた(洪水の可能性を考えて、地下室の天井に近いところに収納する)。

自分にとって一番失いたくないものは?

もちろん、人の生命が一番大事。

その次は? ペットを飼っている人は、ペットの生命も大事だろう。

竜巻で家の屋根が吹っ飛ぼうが、家具がめちゃめちゃになろうが、そんなことはどうでもいい、と気がついた。頭に浮かんだのは、宝石類でもない(大した宝石を持ってるわけではないけど)。古い写真、これこれ! 家族の古い写真、親からもらった、祖父母の、祖父母のさらに親の代の、明治時代と思われる写真(説明が何も書かれていないので誰が誰だかさっぱり分からないもの)だった。

災害に会った人たちが、失って何が一番悲しいかというと、古い(家族の)写真なのだそうだ。

自分も例外ではなさそうだ。

東北の、津波がよく来る地方の人たちは、いざとなったら、バッグひとつで逃げられるように、一番の貴重品をいつもバッグにまとめている、というニュースを見たが、昨年の大津波では、ほんとにそういうことになった。

自分も、それを見習おうと思う。

今回の竜巻は、何が自分にとって大事なものかを、考えまとめるきっかけとなった。

あなたにとっては、何が一番大事?

3月に竜巻が、ミシガンのような米国北部で起きるなんて、以前はなかった。

今年は異常な暖冬で、この1週間くらいは、まるで5〜6月のような高気温の日が続いているので、驚きではない。

ジェットストリームの影響で、寒気が下りて来ないため異常に暖かく、3月に、すでに竜巻が発生するに十分な湿気が米国の北部州にも溜まっているそうなのだ。(去年もジェットストリームのお陰で異常気象だったのだが)

ミシガンで3月に竜巻が発生したのは、1950年代以来、たったの10件ほどだそうだが、そのうちの3件がこの3月15日の一日に起き、その3件のうちの2件がDexterというで発生したそうだ。

人間は大自然にかないっこない、という畏怖の気持ちが、あらためて湧く。


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サンダンス映画祭2012 @ミシガンシエター、アナーバー ( 2012 Sundance Film Festival @Michigan Theater, Ann Arbor, Michigan)

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サンダンス映画祭に行ってきた。

といっても、ユタ州ミシガンのアナーバーにあるミシガンシエター(Michigan Theater)に。

1月26日の夜、7時半から、出品作品のひとつ「For a good Time, Call…」が上映された。

直前になって「行こう!」と思い立ち、チケットマスターからオンラインでチケットを買ったのだが、「Will Call」という名前の購入のカテゴリーに入ってしまった。この「Will Call」とは、当日劇場の窓口でチケットをピックアップしなければならない。それも開演の1時間ほど前からしかできない。

前日に窓口に電話で聞いたら、長い行列ができると思うから早めに来た方がいいですよ、と言われる(昨年、相当長い列が出来たそう)。寒い中を凍えながら30分も待つことになっては大変と、6時半、つまり開演1時間前に早く行った。すると、行列は殆どなくて拍子抜け。すぐにチケットをもらえた。1時間まるまるあり、手持ちぶさたなので、近くのスターバックスに入る。

7時に戻る。

入口に人だかりが。

場内に入ると、かなりの混みよう。

これは売店。売り子のお兄さん達が蝶ネクタイなのが、粋でよろしい。

私の席は2階のバルコニー席。$23.75 もした。かなり高い!

これに駐車料金(近くの立体駐車場に停める)$3.75 を足して、計$27.50 !

たかが映画1本見るにしては、ちょっと高すぎじゃあないの。。。普通はこのシエター、こんなに高くないのだが(10ドル前後)。サンダンスだから特別かな?

映画館というより、オペラハウスやミュージカル劇場の雰囲気。

真鍮でできた、豪奢な水飲み器(drinking fountain)。1階にある。

開演までの間、このシエターの目玉であるパイプオルガンがステージで演奏されていた(中央少し左のスポットライトを浴びている所)。何度聞いても、すばらしい音色。

このパイプオルガンは、こういう風に、時々お客のために演奏される。夏のアートフェアの時にも、こんな感じで演奏してくれるようだ。

サンダンス映画祭の創始者、ロバートレッドフォードの出世作となった映画「明日に向かって撃て」(英題:Butch Cassidy and the Sundance Kid)の有名な主題歌「雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin’ on My Head)」も演奏していた。

この音楽は、日本人でも、私のような世代には、とても懐かしいもの。

「明日に向かって撃て」は1969年の映画だから、私がこの映画を初めて見たのは、もっと何年も後、古い映画を安く上映してくれる映画館でだった。その主題歌は、実際は自分より10才ほども年上の世代の音楽であるのだろうけども、それでも、まるで自分の青春時代の代表的な曲であるような気がしたものだ。あなたにも、そういう曲がきっといくつか、あるでしょう?

「明日に向かって撃て」の方が、ずっとカッコいいタイトルだと思うのだが、アメリカ人は、どうして「Butch Cassidy and the Sundance Kid」なんて題の映画を「見に行きたい」と思うのだろう?? こんな題では、日本では絶対に売れない。日米の文化の違いのひとつであり、また、言語の違いから来るものか?

逆に、「明日に向かって撃て」なんて題では、アメリカでは売れないかもしれない(直訳すれば、Shoot (your guns) Towards Future — なんか、物騒?)

米国の映画には、「こんなタイトルで〜?!」と思うような題のものがよくある。そういうのは、日本で配給される時に、だいたい、日本人にウケるような題に変えられているようだ。

雪の結晶のシルエットがきれい。スキーリゾートの映画館にいるような気分。

天井に見とれて開演を待つ。

さて、場内は満杯となり、いよいよ、ミシガンシエターの支配人と、出品作品の映画監督が登場。

映画監督(手前)がカナダのトロント出身なので、この地域のご近所さんということで、観客は大いに盛り上がる。

映画終了後、監督、主演女優2人と観客との質疑応答。

女優さん達の軽妙な受け答えに、観客はまた大いに盛り上がる。

サンダンス映画祭は、全く無名の人たちが映画界にデビューできるチャンスである。この女優2人も、そのうち、メジャーなハリウッド映画に目見えするのだろうか?

よく出来た映画であった(何を言ってるのか分からない場面が多々あったのだが、分からなくてもストーリーは大体つかめる類いの映画だったので、「よく出来た」だなんて言える)。

ユタの会場で、すでに配給会社から買い付けのオファーがあったそうだ。

買い付け交渉はユタのメイン会場で行われる。毎年、配給の買い付け担当者や弁護士など、ビジネス関係の連中が大勢、メイン会場のロビーに詰めかけるのだそうだ。

サンダンス映画祭には毎年、1万本もの映画作品の応募があり、そのうち配給会社の買い手がつくのは、ほんの数十本だそうだ。超難関!

1階からの撮影。

場内はほぼ満席。1700席あるから、つまり、1700人近くが来場したわけだ。

映画のストーリーは、面白いのは面白いのだが、私のような中年には、ちょっと「うーん。。。」

20代半ば〜30代初めをターゲットにした作品。だいたい、映画祭なるものを見に行くのは若い人たちだろうから、当然か(自分も20代には随分映画祭に通った)。

シエターの支配人は、数日前までユタのメイン会場にいたそうだ。今夜のために、飛行機でユタから帰ってきたとのこと。楽しそうな仕事でうらやましいなあ!

サンダンス映画祭のメイン会場は、Park cityというスキーリゾートタウン。ユタのスキー観光振興を兼ねて、ロバートレッドフォードの提案により、Park cityが恒久的会場に選ばれたとのこと。

こういうのもくれた(無料で!)

きれいな分厚い雑誌。

随分気前いいなあ! よく見ると、Sundance Institute 発行。Sundance Institute は、レッドフォード主宰の非営利団体。映画制作のキャリアを志す人たちにアピールする情報が満載だ。

最初のページに、レッドフォードの写真がドーンと。相変わらずカッコいいのう。

と、気がつく。これ、一体何年前の写真?

彼は1970年代、ハンサムの代名詞だったが、彼のおかげでサンダンス映画祭がここまで有名になったといっても過言ではなさそうだ。

こちらの写真(右の方のページ)が、最近のもの。

今や70代のおじいちゃんだが、まだまだバリバリ活躍している。

ところで、このミシガンシエターの支配人(ロスコリンズ (Russ Collins) 氏)は、アナーバーの地方セレブみたいな人である。ラジオ(WEMU)で毎週「シネマチャット」という番組があって、彼はもう長いこと、その番組のレギュラー。町のタウン情報紙にも、いつも映画評を書いている。

ミシガンシエターについては別途書いているので、こちら、アナーバーの偉大なる映画館、ミシガンシエターを読んでみてくださいね!

ミシガンシエターは、ここ2年連続してサンダンス映画祭の上映会場に選ばれるという快挙を成し遂げたものの、今後また選ばれる保証はない。だから、今年、重い腰を上げて行ったのだが、行ってよかった!

冬のウツを晴らしてくれるような、楽しいお祭りである。

観客、ことに若い人たちは、アナーバーのシエターが会場のひとつに選ばれたことに、大いに誇りを感じ、興奮しているようだった。

このように、「自分も映画祭に参加しているんだ」と感じさせるような、言ってみれば、ローカリゼーションは、きっと良い結果を生むことだろう。

サンダンス映画祭のファンは、今後も増え続けるに違いない! (ひょっとして東京や上海にも来るかも。現に今年4月にはロンドンでも開催されるし) と思わせるような上映会であった。

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アナーバーの偉大なる映画館、ミシガンシエター Michigan Theater, the Great @Downtown Ann Arbor

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ミシガンシエター (Michigan Theater)

アナーバーのダウンタウンにある、まるでミニオペラ座のような映画館。

一歩中に入ると、シャンデリアや豪華な装飾の天井、壁に圧倒されそうになる。

「これ、ほんとに映画館?」

何度行ってもその華麗さに驚嘆する。

ミシガン大学のキャンパスタウンの目抜き通りと言えるState Streetと、アナーバーの要の通りであるLiberty St. の交差点のすぐ傍にある。すぐ近くには、アールデコ建築のState Theaterがある。

ミシガンシエターの建築は、「ロンバルドロマネスク様式(Lombard Romanesque style)」というらしい。リズム感のある装飾アーチ、入念な彫刻のはめ込みがないのがその特徴とか。

まるで姉妹のように、ミシガンシエターのすぐ傍にあるState Theater

チケット売り場。

天井がすでに豪華な装飾となっているのに気づく。

入口のドア。その上には入念な装飾が。

中に入ると、豪華なインテリア。

左手に売店。

余談:ここの支配人が、確か、うちの上の子の同級生のお父さんだったと思う(20数年も住んでると、じもば(地元のおばさん)になってくるなあ)。

豪華な装飾の高い天井と、2階の手すりが見えてくる。

うーん、スゴイ!

華麗さに魅せられ、つい2階に上がりたくなる。階段の手すりも豪華。まるで「ベルサイユのバラ」の世界(古い?)

ズームアップ。 なんと念入りな。米国も昔は、こういう、ヨーロッパ並みの丁寧で華麗な文様を入れた建築を作っていたのだ。

金色の文様には、ほんとに金が使われているそうだ。

随分お金がかかったに違いないと思うが、発起人はこの地域の実業家Angelo Poulosという人。1927年のこと。デトロイトのMaurice Finkelという建築家がデザイン、1928年に完成。

モーツアルトが現れそうな空間。

鏡とシャンデリアが豪華な雰囲気の創出に効果を発揮している。鏡とシャンデリアの組み合わせは、ヨーロッパの18世紀のオペラハウスと同じスタイルだそうだ。どうりで!

1970年代、客の入りが悪くなり、取り壊されそうになったが、地元住民の運動により、歴史的建築物として保存されることになったそうだ。

それ以来、Michigan Theater Foundationtという非営利団体がこのシエターを運営している。寄付はいつでも募っている。あなたも寄付できますよ!

いろんな人が手すりに触れるのだから、メンテがさぞ大変なことだろう!

2階の座席への階段。

こういうものが2階にあった。体重計。かなり古そう。誰が映画館で体重を計るの??

メインの上映室(The Historic Auditorium)

1700人を収容でき、パイプオルガンがある。パイプオルガンは1927年作(Barton Theater Pipe Organという名前)。このシエターのために作られたとのこと。

このメインの部屋は、音響的に、クラシック音楽の演奏に適しているそうだ。パイプオルガンは今でもよく弾かれるので、一度聴く価値あり。

この映画館が建てられた1920年代は、まだ、サイレント映画の時代だった。映画を上映しながら生の音楽演奏をしたそうだ。だから、ライブ演奏にふさわしく音響的に優れた上映室を建てた、というわけだそうだ。

この部屋の他にもうひとつ、小さな上映室がある。The Screening Roomと呼ばれ(1999年に増築)、最新の音響システムが備えられ、マイナーな映画の上映がそこで行われる。

1920年代頃は、映画館に行くことは、今のデイズニーワールド、デイズニーランド旅行に匹敵するものだったそうだ。映画はまず労働階級の(現実逃避の)娯楽だった。中流階級にとって映画はちょっと、おどろおどろしたうさんくさい、恐いものだったらしい。で、中流〜上流階級も引き入れようと、豪華絢爛なオペラハウス的建築の映画館が建てられた。それは見事大ヒットし、中流〜上流の人々にとっても映画館は最大の娯楽の場所、そして文化のセンター的存在となったのだそうだ。

映画祭: サンダンス映画祭(Sundance Film Festival) をご存知だろうか。俳優ロバートレッドフォードが立ち上げた映画祭。毎年1月下旬頃にユタ州で行われるが、ユタで映画祭が行われている間、他のいくつかの都市でも試写会が行われる。今年(2012年)、ミシガンシエターは2年連続でその会場のひとつに選ばれた。全米でたったの9つの会場(ボストン、NY、シカゴ、SF等)のひとつ、そしてミシガン州で唯一の会場に選ばれるのだから、これは、なかなかスゴイことだ。

また、アナーバー映画祭 (Ann Arbor Film Festival) というのも3月頃にあり、その上映会場もやはりここだ。

普通なかなか見れない映画: 昨年(2010年)には、巨匠スタンレーキューブリックの作品のラインアップが上映された(2001年宇宙の旅(2001 A Space Oddysay)、時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)、バリーリンドン(Barry Lyndon)等)。

だいぶ以前、役所広司主演の「Shall We ダンス?」が上演されたことがあったが、日本映画はここには殆ど来ない。ヨーロッパ映画、アメリカ映画が殆どだと思われる。経営陣の好みなのかも。

もっと日本映画や他のアジア映画を上映してくれたら、もっともっと偉大な映画館になるのに、と思う。

子供向け映画: 大人向け芸術派の映画が多いが、「Not Just For Kids」というシリーズで、子供向け映画も頻繁に上映している。

ライブ音楽演奏: 映画だけでなく、音楽のライブ演奏にも適した所。ここはアナーバー交響楽団の根拠地でもある。

ジェフダニエルという俳優をご存知だろうか。90年代に「Dumb & Dumber」という映画でジムキャリーと共演した俳優だが、実は、この俳優、アナーバーの隣町のチェルシーという小さな町の出身で、今もこの町に家を持っているらしいのだが、彼はギターも出来るようで、ミシガンシエタでコンサートをしたことがある。彼の息子はロックバンドに入っているようで(余談:私の下の子と同い年で、野球の試合でライバルチームどおしで対戦したこがある)、父子で共演したようだ。

2年ほど前には、元ミシガン大アメフトのコーチ、ロイドカール(Loyd Carr)氏がナレーターを勤める「ピーターと狼」のコンサート演奏も、ここで行われた。

ここはアメリカなので、映画を映画館で見ると、もちろん字幕などは出ない。何て言っているのか分からないことも多々あるだろうが、それでも、こういう芸術的、華麗な映画館の銀幕で映画を見るのは、やはり自分の家で見るのとは違う。「これが映画鑑賞というものだ!」と思わせてくれる、古き良き、偉大な映画館であると思う。

the League of Historic American Theatersというリーグのメンバーであり、2006年には「Outstanding Historic Theater」賞を受賞したそうだ。

ミシガンシエターのウエブサイト  http://www.michtheater.org/

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ミシガンのワイン (ポーポー、ミシガン) Michigan Wine (Lake Michigan Shore Wine Trail) @Paw Paw

ミシガン州の南部を東西に走るI-94沿いに、ポーポー(Paw Paw) という小さな町がある。ポーポーとは印象的かつ不思議な名前だなあ、この辺によくあるように北米インデイアンの名前かな、と昔から思っていたのだが、その名の由来は、実はPaw Pawという名前の果物だということが、最近分かった。でも今回はワインについての記事なので、詳しいことはまた別の機会に。

さて、このPaw Pawという町に、2つのワイナリーがある。

ワーナー(Warner) とセントジュリアン(St. Julian) だ。

There is a small town named Paw Paw along I-94 which runs across southern Michigan.  I always wondered where this name came from. I thought it’s probably a North America Indian’s name, as there are so many cities and towns with Indian names.  But recently I found out that the name of the town came from fruits named Paw Paw. I will write about fruits Paw Paw later – this post is about wine!

There are two wineries in Paw Paw – Warner and St. Julian.

St. Julianは巨大なワインメーカーで、このボトルはどこのお店に行っても必ずお目にかかる。

Warnerの方はずっと小規模で、St. Julianが年間20万本の出荷なのに対して、Warnerは約4万5千本程だそうだ。

私の住むデトロイト近郊でさえも、Warnerのワインにはお目にかかれない。ごく限定されたお店、または試飲の出店(Tasting room)でしか手に入らないとのこと。

10月のある日、このWarner Wineryに立ち寄ってみた。

St. Julian is a big wine maker.  We see their wine everywhere.  Warner is much smaller.  I heard that St. Julian ships out 200,000 bottles a year, while Warner ships out about 45,000 bottles a year.  Even in metro-Detroit in the same state where I live, I do not see Warner’s wine – because their wine is sold only in a small number of certain stores and tasting rooms.

On an autumn day in October, I visited Warner Winery.

ワイナリーは、結構車の往来が激しい道路(Kalamazoo St)にある。

Warner Winery is on Kalamazoo St. in Paw Paw.  This street has pretty heavy traffic.

ここですぐ左に入ると駐車場がある。

You turn left at the sign, then there is the parking lot for Warner customers.

車から降りると、Warner Wineryの瀟洒なレンガの建物が眼前に。

From the parking lot, you will see the beautiful brick building. That’s Warner Winery.

小川がすぐ傍を流れる。

騒々しい通りがウソのように、たちまち閑静な空間に入り込む。

There is a small creek along the winery.  It’s a very quiet and secluded small world,  separate from the busy street.

入口の方へ向かう。

小川に橋がかけられ’ているのが見える。

There is a small bridge over the creek towards the entrance.

かわいい橋。水車小屋のようなメルヘンチックな屋根が橋にかかっている。

A cute bridge that reminds me of a cabin in a fairy tale.

橋の上から小川の風景。悪くない。

View of the creek from the bridge – not bad.

橋を渡り終え、入口へ近づく。

石畳がきれい。ワイナリーについての説明のサインが立っている。

Cross the bridge, then you will see a historical sign in the middle of the brick road.

Hausという単語を使っているところを見ると、ちょっとした歴史館気取り?

Warner wineryはミシガン州で2番目に古いワイナリーだそうだ(このサインには書いてないが)。1938年に、ワーナーさんとターナーさんが共同創始したとのこと。

この建物は1898年築、ミシガン州に歴史的建築物として指定されているそうだ。

もともとこの場所は、19世紀、ポーポー村の上水道施設だったのを(川がすぐそこに流れているから、納得)、Warner wineryが1967年に買い取ったらしい。

It says it is designated by the state as a historical structure.  That’s why they have this sign. This sign does not mention it, but I learned that Warner Winery is the second oldest winery in Michigan.

左手を見ると、Grand Trunk Railroadという今はもうない鉄道の、1914年ものの汽車の車体が。

Grand Trunk Railroadとは、19世紀半ば〜1920年代初頭までカナダ、米国北東部、五大湖地方にあった鉄道会社。

この車体を借り切ってパーテイが出来るそうだ。イキなアイデア。楽しそう!

On the left, there is an old train car – it’s a 1914 railroad passenger rail car of Grand Trunk Railroad company which used to operate in this region from mid-19th century to early 1920s.  You can rent this car for a private party – that should be fun.

テーブルに座っての試飲もできるようだ。この日は週日で午前中だったので、誰もいなかった。

You can do wine tasting at these tables, too.  There was nobody as it was Monday morning.

左手にはKalamazoo St. が走り、車の騒音が結構するので、ここでの試飲はちょっとうるさく感じるかも。

It may be a little too noisy out here – too close to the busy Kalamazoo Street.  You can even see cars on the street from here.

右手にいよいよ、建物への入口が。

On the right is the entrance of the winery.

とてもinvitingな雰囲気です。

ちょっとためらう客も、これなら思わずつい入って行きそう。

Looks very inviting.  You won’t feel intimidated to go in there.

中に入る。

写真が少々ブレてしまった。。。

Inside the building.  Too bad the photo came out a little blurry.

右手にワインの詰まった段ボール箱がたくさん。

Many cardboard boxes on the right that contain wine bottles.

ヨーロッパのワイナリーを連想させるような造り。

Looks like a winery in Europe.

試飲のカウンター。

This is the wine tasting counter.

これもブレちゃった。

赤ワイン2種を試飲させてもらった(もちろん無料で)。

他にお客がいなかったのもあって、このワイナリーの歴史についていろいろ話してくれた。

This photo is blurry, too…

I tasted two kinds of red wine (for free, of course).

I was the only customer.  The lady spent a lot of time for me to explain about the history of the winery.

現在は、創始者ワーナーさんの3代目の4人の兄弟姉妹が共同経営しているとのこと。ここから約50マイル北にあるところにブドウ畑を持つ。

以前は大きな建物をここに所有し、ここでワインを作っていたそうだ。建物内でのワイン作り見学ツアーもやってたらしい。ところが、従業員のタバコの不始末で火事となり全焼。大きなビルを再建するのは経済的に意味をなさないと保険会社からアドバイスを受け、ビルの再建はやめ、ワイン作りは別の所で行うようになったとのこと。St. Julianワイナリーの建物が同じ通りのすぐ傍にあるが、そこの建物は以前はWarnerの所有だった、とも言っていたが、早口で説明され、メモも録音も取らなかったので、ほんとにそう言ったのか100%確信がない。また今度行った時に、聞きなおしてみよう。

The current owners are the 4 siblings who are the 3rd generation of Warner. They own vineyards about 50 miles to north from here.

They used to own a big building here and made wine in the building.  They used to offer winery tours, but the building got burnt down due to the fire caused by one of the employees’ cigarette.  They did not rebuild a building as the insurance company advised that it would not be worth doing it.  The lady also explained, I believe, that they also used to own the building nearby on the same street, which St. Julian now occupies, but I am not totally sure if she really said that, as she talked so fast (I am not a native English speaker, so I don’t have complete oral comprehension sometimes) and I did not record what she said.  I will ask them again about it when I visit them next time.

2本の試飲のうち、やっぱり、高い方のが美味しかったので、18ドルも出して高い方(上の写真)のワインを1本購入してしまった。ああー、予算をまたオーバー〜〜

このクリスマスにあける予定(今から胸がワクワク)

I tasted the most inexpensive red wine and the more expensive red wine.  To no surprise, the more expensive one tasted way better, so I ended up paying $18 for the more expensive one.  I exceeded my budget again….

I will open this wine with my family this Christmas.  I am counting the days until Christmas…!

ところで、ライバルのSt. Julian が同じ通りのすぐお隣にある。

Warner wineryでワインを買い、メルヘンチックなお庭を散策していい気持ちになり、通りに出て少し南に歩くと、このSt. Julian Parkingがすぐにあった。

サインがしゃれている。

Warner’s competitor, St. Julian, is also on the same street – in fact almost next door to Warner.  Feeling good after wine-tasting and walking in the serene and pretty garden, I came out to the busy Kalamazoo Street.  I walked on the street a little towards south.  Then this very entertaining St. Julian’s parking sign appeared on the right.

もう少し行くと、St. Julianワイナリーの大きな建物が。これが正面入口。

巨大な建物だ。

I passed the parking sign.  Then there is a huge building on the right.  That is St. Julian Winery.  This is the main entrance.

St. Julianの創始者の写真が。

アルカポネのような。。。(失礼!)と思ったら、アルカポネと同じ時代の人である。このワイナリーも、1930年代からこの町にある老舗。

建物内でワイン作りをしており、見学ツアーがあるらしいが、大きな建物なので疲れてしまうような気がして、今回はやめた。。。また今度来た時に。

On the exterior wall there is a picture of the founder of St. Julian, Mariano Meconi.  For a second, I thought it’s Al Capone …(sorry!).  No wonder. He lived in the same era as Capone.  Men in that era all dressed like that.  St. Julian is also old – this winery was started here in 1930s.

I heard that they make wine inside the building and they offer tours.  I was already a little tired after visiting Warner, so I passed on a tour that day.  Next time.


ひとつ文句があると言えば、このKalamazoo St.。車の往来が激しくて、ちょっといただけない。ワイナリーというものは、やはり、のどかな田舎にあってほしいなあと思う。

One complaint – this street, Kalamazoo St. is too busy.  People drive like maniac (like on any main street). I wish the wineries were in a more rural area.

ところで、Warnerのワインが飲めるというレストランが道路(Kalamazoo St.)の反対側にある。Gallagher’s Restaurant(写真)だ。この町を通りすがることがあったら、ここで食事をしながらワーナーのワインを頼むのもいいかも。

ワーナーのワインは、少量カリフォルニアにも出回っているが、ミシガン州内への出荷が殆ど。その他、試飲の出店とごく限られたレストランで飲めるくらいだから、(他の小さなワイナリーもそうだが)貴重品なのだ。

Warner wine is served in a few restaurants.  This restaurant, Gallagher’s, across the street from the winery, is one of them. It may be fun to stop by here and have lunch or dinner with Warner wine if you happen to travel this area.

Warner wine is mainly distributed inside Michigan with a small quantity distributed on the West Coast.  And in Michigan it’s available only in limited locations, which makes their wine precious (that’s a characteristic of  small wineries).

行き方です。

I-94  をexit 60で下り、北へ進む。5分もしないうちに左手にある。

How to get to Warner Winery:  Exit 60 of I-94.  Go north on Kalamazoo St.  In less than five minutes, you will see the sign on the left.

このワイナリーのウエブサイト:

http://www.warnerwines.com/index.php

このPaw Pawも、Lake Michigan Shore Wine Trail というワイントレイルに入っている。

コロマ(Coloma) のワイナリーを訪ねるついでに、ポーポーにも寄るのもいい。コロマとポーポーは、I-94で30~40分の距離。

コロマのワイナリーについてはKarma Vista Winery とContessa Winery  で紹介してるので、読んでくださいね!

Paw Paw is a part of Lake Michigan Shore Wine Trail. You can visit both the wineries in Coloma and Warner and St. Julian in Paw Paw in one day.  Coloma and Paw Paw are 30-40 minutes apart if you take I-94.  I wrote about the two wineries in Coloma, Karma Vista Winery and Contessa winery, in other posts.  If you are interested, please check them out.

なお、このPaw Pawという町では、9月にワインフェステイバルがあるそうだ。

秋は、いろんなところでビール祭りやワイン祭りが催されるが、この町もそのひとつ。私は行ったことはないのだけど。

There are many beer festivals and wine festivals in autumn. Paw Paw is no exception.  They have a wine festival in downtown Paw Paw in September (I have never been to yet).  Looks like they already set the dates for 2012:  Sept 7-9, 2012.  If you are interested, check out the website:  http://www.wineandharvestfestival.com

興味ある方は、夏頃にでも、次のウエブサイトをチェックしてみてください。2012年は9月7−9日にもう決まっているようです。

http://www.wineandharvestfestival.com

Happy Wine Tasting!

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ミシガンのナパバレー、コロマ – その1 – ミシガンワイン  Michigan’s Napa Valley, Coloma – Lake Michigan Shore Wine Trail, Karma Vista Winery

ナパバレー(Napa Valley)の中西部版と銘打ってミシガン州が今PRに今懸命なのが、ミシガンのワイン。

(ナパバレーを引き合いに出すなんて、大それたことを。。。!!!)

ミシガン州は実は、ワインの大産地でもあるのだ。

有名なのは州北部にあるトラバースシテイ(Traverse City) だが、実は州南西部もワインの産地。

Michigan is promoting hard Michigan wine, saying Michigan wine trails are Napa Valley of Midwest (comparing Michigan to Napa Valley…?  ummmm).  Michigan actually produces a lot of wine.  Traverse City is the most famous, but Southwest Michigan is a pretty big wine place, too.

ミシガン湖沿いの土壌が、ブドウ栽培にとても適しているのだそうだ。

ミシガン州には4つのワイントレイル (wine trail) がある:

Lake Michigan Shore Wine Trail

Southeast Michigan Pioneer Wine Trail

Wineries of Old Mission Peninsular

Leelanau Peninsular Wine Trail

の4つ。

10月初旬の秋晴れの日、このLake Michigan Shore Wine Trail のひとつ、コロマ(Coloma) という町のワイナリー2つ、コンテッサ(Contessa Wine Cellars)とカルマビスタ(Karma Vista Vineyards & Winery) に行って来た。まず、カルマビスタについて。

I-94  exit 39 で下り、北側に進むと、5分もしないところにカルマビスタ ワイナリーはある。

I hear the soil along Lake Michigan is very suited for growing grapes.  There are 4 wine trails in Michigan:  Lake MIchigan Shore Wine Trail, Southeast Michigan Pioneer Wine Trail, Old Mission Peninsular, and Leelanau Peninsular.

Early October, I visited Coloma, a town that belongs to Lake Michigan Shore Wine Trail.  There are three wineries in Coloma, and I visited two of them, Contessa and Karma Vista.  I am going to write about Karma Vista.  Take I-94, exit at 39, and head north.  Within 5 minutes, you will be at Karma Vista Winery.

入口のサイン。道路からすぐ見える。

The sign is very visible from the road.

入口から。この長い道の行き着く先がTasting Room。

まるで子供時代に読んだヨーロッパの童話に出てきそうな風景。

The house at the end of the long road is the tasting room.  Reminds me of European fairy tales I read when I was a kid.

車を停めて、さあ、中に入ろう。

(駐車場は十分広い)

You can park your car right next to the building (plenty of parking space).

火曜日が定休日であることと、営業時間がサインに書いてある。

The sign on the gate says they close on Tuesday and shows their hours.

裏手にバルコニーがあり、人がワインを飲んでるのが見えた。

私も早く!  胸は高鳴る。

People are drinking wine in the terrace in the back.

I want to do it, too, soon!  My heart starts throbbing.

ずっと向こうにもブドウ畑が広がっている。

They look like vineyards in the distance – are they their vineyards?

入口玄関の左手にも、ブドウ畑の丘陵が。

ここのワイナリーのブドウだろうが、ブドウは、他の栽培農家からも仕入れてワインを作るそうだ。ワインを作る所は他にあり、言ってみれば、ここは試飲のお店。

There are more vineyards on the left of the entrance – hilly and picturesque.

They must belong to Karma Vista.  They purchase grapes from other farmers, though. They make wine somewhere else.  This is just a tasting room here.

中に入る。都会的でおしゃれな雰囲気。

Inside.  Very urbane and stylish interior.

外のバルコニーで風景とワインを楽しむ人達。

People are enjoying wine and the scenary in the terrace outside.

秋晴れの日のミシガンは、絶景かな!

Life is Good!

Michigan on a sunny autumn day is just gorgeous…

中でも飲める。テレビで、ブドウの収穫、ワイン作り等が放映されていた。

ふと、こんな風に壁を暗い色調のグレーのペンキに塗るのは、かなり大胆。プロにしかできないことだ(私にはとてもできない)と、思う。

You can drink wine inside, too.  The TV was showing a show about how grapes are grown and how wine is made.

And then I realized that only a pro could do a bold paint job like this – painting a wall in a dark gray color like this –  I could never have courage to do it.

展示の仕方も、色使いがきれい。

Their use of colors is superb.  The display of wine is nice.

ここのワイナリーの名前入りのTシャツも売ってた。

こういうシャツを着るのは、私にはちょっと。。。

They were selling T-shirts with the logo of Karma Vista.  It would not be my cup of tea to wear a shirt with a logo of any store…

こういうのも売ってた。今や米国人の文化にゾウリは深く入り込んでいる。

ボトルのネックにかける、贈答用の飾りかな?

このワイナリーの名前「カルマ」は、仏教のカルマから来ているし、ウエブサイトには禅の教えのことが書いてあったり、ここのオーナーは、東洋趣味らしい。

They were selling these, too.  Flip flaps are now deep into American culture. Are they supposed to be hung around the neck of wine bottles for gifts?

I think the owner of this winery likes oriental stuff.  The name, Karma, is obviously from Buddhism, and their website mentions Zen teaching, and they sell flip flap stuff.

カウンターで、ワインの試飲をした。

セミドライ〜ドライが好きなこと、お値段はいくら位を考えてるかを伝えると、メニューから3本くらい勧めてきた。そのうち、次の2つを気に入る。

I tasted several kinds of wine at the counter.  I told the sales lady that I like semi-dry and dry.  I also told her my price range.  She recommended several, and I liked two of them (see below).

左はピンク色だが、なんとこれ、赤ワイン(Merlot)!

後で観光パンフレットを見たら、この「Mojo Nouveau」、このワイナリーのおススメ品であった。

右の白ワイン「SoCo Grigio」も美味。このワイナリーのウエブサイトによると、2010年ものがミシガン州の銀賞を、LAのコンテストで銅賞を受賞したと書いてある。

両方のビンとも、何年のものかどこにも書かれていないことに、今頃気がついた。これって普通? 私が買ったのは2010年ものと思っていいのだろうか?

1本だけ買うつもりだったのに、どちらも捨てがたく、両方とも買ってしまった。しめて29.68ドルなり。。。予算オーバー。

The left one looks like Zinfandel, but it’s Merlot – how unusual and cool!

Their brochure said they recommend Mojo Nouveau.  This is it!  I liked what they recommend.

The right one, SoCo Grigio, was also delicious.  Their website says 2010 SoCo Grigio won the silver award in one of the contests in Michigan and won the bronze in a contest in L.A.

Then I noticed that neither of the wine I bought says anywhere on the bottle what year.  What the heck??   Was what I bought 2010?  I planned to buy just one bottle, but I had to buy both of the two I liked –  failed to meet my budget again…

レジでボトルを包んでくれたのが、ここのオーナーのお孫さんという若い女性だった。その隣に、オーナーのおじいさんが立っていた。先祖代々からここでブドウ栽培をしていたのが、ワインをも作るようになったらしい。

ここのワインは、ここから半径10数マイル以内でしか販売されていない、との話だった。どうりで、私の住むデトロイト近郊ではどこのお店にもないわけだ。

オンライン注文は、Eメールをくれれば1カートンとかの発送をします、とのこと。1本や2本ではしてくれそうにない(送料が高すぎるか)。

The granddaughter of the owner processed my purchase at the cashier.  Her grandfather was standing next to her.  Their family grew grapes for several generations, and now make wine, too.

Their wine is sold only within ten-some mile radius.  No wonder I never saw their wine in any store where I live (metro-Detroit).  They don’t take orders online, but if you e-mail them, they will ship your order if it’s a large enough quantity.

ところで、シカゴの一部のレストランには、ミシガン南西部のこういった小さなワイナリーのワインが置かれ始めているようだ。Michiganwineのサイトに書いてあるのを見つけた。リンクは次の通り。

http://www.michiganwines.com/news.php?menu_id=15&news_id=3&article_id=158

Some restaurants in Chicago now carry Michigan wine produced by small wineries like Karma Vista.  I found an article about it in the Michiganwine website.  Check it out – http://www.michiganwines.com/news.php?menu_id=15&news_id=3&article_id=158

試飲カウンターから西側の眺め。

View from the tasting room.

買い物を終え、玄関を出る。玄関ポーチでもくつろげるようにしてある。

Finished shopping and exited the door.  The front porch looks very relaxing and beautiful, too

駐車場へ – ブドウ畑のど真ん中に駐車場があるような感じ。

Out the door to the parking lot.  You feel as if the parking lot is in the middle of vineyards.

もう一度、周りをぐるりと見回す。

嗚呼、(今度来る時までの)見納め!

I look around the gorgeous scenery one more time – au revoir until I come back next year (hopefully).

もちろん、このワイナリーのブドウだけでワインを作っているわけではなく、ミシガン湖沿いで栽培された何種類ものブドウを仕入れてワインを作っているそうだ。だから、このワイナリーのワインは、純粋100%ミシガンワインだと言えるわけだ。

These vineyards are not the only grape supply for Karma Vista’s wine-making. They purchase different varieties of grapes from the farmers along Lake Michigan.  All the grapes they purchase are grown in Michigan so they can say their wine is pure 100% Michigan wine.

帰途の道路の風景。

コロマは、地味ではあるが、緑が豊かで丘陵が多く、美しい。

View of the road from the exit (entrance when you come).  Coloma is hilly and beautiful with lush green, though not spectacular.

こういう風に、青にブドウをあしらったLake Michigan Wine Trailのサインが、この地域のあちこちに見られる。

You will see the blue sign of Lake Michigan Wine Trail here and there along the roads in the wine trail.

I-94 のexit 39の出口に、すぐこのサインが。

「Welcome to Coloma」のサインと  wine trailのサインの両方があり、分かりやすい。

As soon as you exit 39 of I-94, you will see these signs (on the north side):  one sine “Welcome to Coloma” and the other, Wine Trail.  They make it very easy for you to figure out which way to follow.

Lake Michigan Shore Wine Trailの地図

(source: Michigan Wine Country magazine by Michigan Grape & Wine Industry Council)

カルマビスタの場所は、6991 Ryno Rd, Coloma, MI 49038(赤い番号の9)

カルマビスタのウエブサイト:

http://www.karmavista.com/

ワイナリーツアーは、春は初春から夏、秋、そして初冬まで、どの季節でも楽しめる。真冬はいくらなんでも豪雪地帯だから行きたくないだろうが、一年中営業してるみたいだから、真冬でも訪ねるアメリカ人はいるのだろう。

Karma Vista winery is shown as the red No. 9 in the map above.

You can enjoy winery tour from early spring through early winter.  In deep winter, I don’t know – this area has deep snow and ice.  Some Americans must visit them in mid-winter, though, because Karma Vista does not close in mid-winter.

さて、Lake Michigan Wine Trailとは、2002年に、この地域のワイナリーが集まって結成した寄り合いのようなもの。

何十年か前、ワインメーカー達が、ミシガン南西部の気候が、世界で第7位の大きさの淡水湖であるミシガン湖に守られて温和な気候(私から見れば冬は極寒の地なのに!!)であり、フランスやドイツの気候に似ていること、また、Lake effectによる深雪のおかげで(この地域は豪雪地帯)地下の根っこが凍らずにすむこと、からブドウの栽培に適していることに気づき、ヨーロッパ品種のブドウをこの地域に植え、ワインを作り始めたのが、Lake Michigan Wine Trailの始まりだそうだ。

だから、カルマビスタワイナリーはウエブサイトで、「私たちはナパバレーとボルドーのちょうど中間に位置して。。。」と自己紹介しているわけだ。気持ちは分かるけど、しかし、ナパとボルドーを持ち出すとは! 読むこちらがちょっと気恥ずかしくなるが、まあ、いいか。

ミシガン州政府が後援している「Michigan Wine Country」という雑誌があり、ミシガンのホテルや観光事務所によく無料で置いてある。ワイントレイルの情報がふんだんに載っていて分かりやすいので、ミシガンに今度遊びに行くことがあったら、1冊拾ってくることをおススメします。

州政府が観光に力を入れているので、ワイントレイルは観光客がますます増えるかも。Colomaなんて、私がこの地域に住んでた20何年前は、ただの小さな農村だったのに、今や、ちょっとした週末観光の町に変わったようだ。この私も、州の観光PRのおかげで、デトロイト近郊から2時間半かけて遊びに来たのだ。来年、ぜひまた行きたいと思っている。

なお、Colomaのもうひとつのワイナリー、コンテッサ(Contessa Wine Cellars)にも行って来たので、そちらの方も読んでくださいね!

Lake Michigan Wine Trail was formed in 2002.  The wineries in this region got together and formed it to promote their wine.

Several decades ago, the winemakers realized that the climate of this area is temperate thanks to Lake Michigan which is the 7th largest fresh water lake (the climate is temperate???   To me, it’s frigid and too severe), similar to that of France and Germany, suited for growing grapes, and deep snow thanks to the lake effect protects roots of grapes from freezing.  They started growing European varieties of grapes here and started making wine.

The state of Michigan sponsors the Michigan Wine Country magazine.  They are available for free in many hotels and tourist information in Michigan.  They have a lot of information about the Michigan wine trails.

As the state of Michigan promotes tourism a lot, there should be more and more visitors to the Michigan wine trails.  When I lived in this region over 20 years ago, Coloma was just another farm town.  It seems to have grown to be a cute tourist attraction now, perfect for a weekend getaway.  The effort of the state of Michigan had an impact on me, too.  Having read the brochures, magazines, and the websites, I drove 2.5 hours from metro-Detroit to come visit the wineries in Coloma.  And I want to do it again next year!

If you have not read my post about the other winery in Coloma, Contessa Wine Cellars, please read it!  Click here   – voila.

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